こんにちは、大鈴佳花(おおすず・よしか)です。
あなたは、通勤時間の長さで、幸福度が変わるって知っていましたか?
長時間の通勤時間は、自分の幸福度を下げているだけではなく、日々の業務に支障がでていることも…
今回は、さまざまなデータを元に、通勤時間と幸福度の関係性や理想の通勤時間をご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
長い通勤時間は、あなたの幸福度を下げている!?
毎日の通勤の時間が、知らず知らずのうちに日々の幸福度を下げていることがあります。
実は私も過去に、こんなことがありました。
職場まで1時間半かかる場所に住んでいて、毎日往復で3時間かけて通っていたことがあったんです。
あるとき、ふと我に返ったんですよ。「いったい私、何してるんだろう?」って。
好きでやっている仕事が、通勤時間が長いことでだんだん苦痛になってしまったんですね。
仕事が終わると、家までの道のりが遠く、ため息が出てしまう…そして幸せを感じなくなってしまったんです。
でもその後、その問題は「ある方法」で無事に解決しました。
当時は幸福度と通勤時間の関係に気づいていなかったのですが、実は私もここに書いてあることをやったので、結果的に解決につながったのです。
いま、あなたの通勤時間は、どのくらいですか?
この記事では、幸福度と通勤時間との関係性や、幸福度をあげる理想の時間などをご紹介しますね。
通勤時間と幸福度の関係性について知ろう!
通勤時間と幸福度の関係は、さまざまな国で研究をされています。
「幸福の政治経済学―人々の幸せを促進するものは何か」(ダイヤモンド社)の著者で、スイスの研究者アロイス・スタッツァー氏とブルーノ・フライ氏は“幸せだと感じる通勤時間”を20分としています。
そして「通勤に1時間を要する人の場合は、職場に歩いて通える人と同じくらいの満足度を得るためには、その人よりも40%多くお金を稼がなければならない」と述べています。
この結果に私、本当にびっくりしました!
40%も多くお金が増えなければ、同じくらい満足を感じられないって、大変なことです!
もし年収が400万円だとしたら、160万円も年収が多くならないと満足度が上がらないということですよ。160万円を稼ぐって大変なことですよね。
さっき私も、通勤に往復3時間かかっていたと言いましたよね。
本当に、毎日毎日大変で…
あるとき、「人生にとって」ムダな時間を過ごしているんじゃないか?と気づき、職場の近くに引っ越したのです。
しかも、研究結果のように、ちょうど職場まで20分の場所に。
すると、疲れなくなったことはもちろんですが、何より仕事のモチベーションが上がったのです。これはとても大きな変化でした。
さらに、仕事が終わった後の自由な時間も増え、職場の同僚と食事に行ったり、プライベートの友人と飲みに行ったりなど、楽しい時間が多くなり、幸福度が高まったと感じています。
いま、あなたが幸福度が低いのは、通勤時間が長いからかもしれませんね。
通勤時間が60分を超えると幸福度も落ち始める
通勤時間が60分を超えると苦痛だと感じはじめる人が40%、80分を超えると…その数なんと!半数を上回るそうです。
また、不安感が強くなったり、日常生活に対する幸福度も減ってしまうそう。
さらに通勤時間が長いほど、睡眠時間が短くなる傾向がわかりました。
通勤時間の長い人は、睡眠時間を削って通勤にあてていると考えられるということです。
人は7時間以上の睡眠をとることで自分の持つ本来の力を発揮することができ、結果的に人生の質が上がり幸せになっていきます。
睡眠と幸せの関係についての別の研究からも、睡眠時間を削るというのは言語道断。
通勤時間は、人生の質に大切なポイントになっています。
睡眠と幸せの関係については、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
幸福度をあげる理想の通勤時間は?
先ほども述べたように、理想の通勤時間は意外と短く、20分程度と言われています。
通勤時間が20分なら、通勤のために睡眠時間を削る必要もなく、さらに満員電車に揉まれる時間も少なくなるのでやっぱり幸福度が上がると感じます。
ただ、通勤時間をあまりにも短くすると、思わぬところでバッタリ同僚や上司に遭遇してしまう可能性もあります。
人によっては心が休まらないかもしれません。
私も過去に、職場から歩いて5分のところに引っ越そうかと検討していたことがありました。
でも、なんだか休日まで仕事をしているような気持ちになると感じて、やめたことがあります。
ある程度の通勤時間はあった方がいいですよね。
【番外編】通勤時間に〇〇をする人は幸福度が高い!?
通勤時間が60分以上で苦痛と感じる人が増加すると言いましたが、一方で、60分以上でも4人に1人は苦痛を感じていないということもわかりました。
通勤時間は平均よりも長いけれど、幸福度の高い人もいます。
不動産会社アットホームの調査では…
通勤時間を有意義だと感じている人の半数近くの人が、読書をしていると答えています。
ということはつまり、通勤の時間を有意義に使えることができれば幸福度は下がらない、むしろ上がるということですね。
幸福度を上げたいけれど今すぐ引っ越しできない人は、通勤時間を有意義に過ごすことを意識してみてくださいね。
「通勤時間」についてまとめ
私の場合は、このような研究結果を知らなかったですが、適切に幸福度を高める行動をしていました。
そしていまは、出張などで何時間も移動することもありますが、そういうときはブログを書いたり、仕事の資料を作成したりと、有意義に時間を使っています。
だから、「なんだかすごく集中して仕事ができたな!」なんて、清々しい気持ちを感じます。
私たちは、お金を稼ぐことだったり、物を手に入れることが幸福度につながると思ってしまいがちですが、もっと身近なところを見直すと、幸福度が高まるんですね。
ということで今日は、あなたの通勤時間について見直してみてください。
あなたの輝く未来が叶いますように、私はいつも応援しています。