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自分に自信を持つための5つの秘訣・習慣と避けるべき3つのこと

こんにちは、大鈴佳花(おおすず・よしか)です。

「自分に自信を持つにはどうしたらいいの?」

この記事を読んでいるあなたは、今このように考えているかもしれません。

この記事では、自分に自信を持てるようになる5つの習慣と、自分に自信がない人たちがやらない3つのことを紹介します。

「自信を持つ」とはどのような状態か

あなたは「自信を持つ」と聞いて、それはどんな状態だと感じますか?

「自信」とは、「自分の才能・価値を信ずること。自分自身を信ずる心」と辞書では説明されています。

具体的にいうと、「自分はできるという前向きな気持ち」や「将来について明るい気持ちを持つこと」が、自信を持っている状態といえます。

(参照:自信)

 

自信を持つことで得られるメリット3つ

誰でも、自信はないよりあった方が良さそうだと思いますよね。

でも、なぜ自信を持つことが大切なのか、疑問に思う人もいるかもしれません。

まずは以下で、自信を持つことで得られる3つのメリットを紹介していきますね。

  • メリット1.人の目が気にならず決断力が上がる
  • メリット2.人に信頼されやすくなる
  • メリット3.将来に希望が持てる

 

メリット1.人の目が気にならず決断力が上がる

自信がある人は、自分の経験や考えに自信があるため、何かを決断するときに本当にそれでいいのかと、くよくよ悩むことがありません

自分の経験や考えに自信があるので、たとえ有名な人や社会的に地位が高い人の意見と違っていても、左右されずに自分の考えで決断することができます。

さらに決断力が上がることで、あれこれ判断に迷う時間が減ります。

そのため、仕事のスピードが上がる、自分がやりたいことに効率的に時間を注げるなどのメリットがあるのです。

メリット2.人に信頼されやすくなる

自信がある人は、見た目にも表れることが多いです。

「姿勢が良い」「ハキハキとした話し方をする」「相手の目をしっかり見る」など。

一つ一つはちょっとしたことですが、積み重なると大きな印象の違いをもたらしますよね。こうした人は、言葉に説得力があり、人から信頼されやすくなるのです。


たとえば、同じように商品を分かりやすく説明してくれるセールスマンが二人いるとしましょう。

一人は背筋が伸びていて、パリッとスーツを着ています。
もう一人は猫背で、ヨレヨレのスーツを着ています。

あなたはどちらの人から商品を買いますか?

そうですよね、前者のセールスマンですよね。
背筋が伸びてパリッとスーツを着た人の方を信頼すると思います。

人は内面の状態が外見に現れるものなんです。
そしてそれを周りの人たちは感じ取り、自信のある人を信頼するものなんですね。

メリット3.将来に希望が持てる

自分に自信があると、上手くいくかどうか保証がない新しい挑戦や困難でも、自分ならきっと上手くいくと確信できるようになります。

大変な状況でも、「自分なら何とかなるだろう!」という気持ちが内側から湧いてくるのです。

さらに、たとえ今の自分の地位がなくなっても、「またやり直せる!」という自信を持つことができます。

「自分の力でこれまでも道を切り拓いてきたのだから、もし今、手のうちにあるものを失っても、また掴みにいけばいい!」

そんな気持ちで生きている人は、どんな状況下にあっても、将来への希望を見出すことができます。

こういう気持ちを持っていることは、先が見えない世の中で、自分を支えてくれる大切な資質となっていきます。

 

自分に自信を持つ5つの秘訣・習慣

以下にて、自分に自信を持つための5つの秘訣・習慣を紹介していきますね。

  1. 心身の緊張をほぐす
  2. 自分を客観視する
  3. 自分が役に立った経験を書き出す
  4. 小さな成功を重ねる
  5. 自分にポジティブな言葉を投げかける

 

習慣1.心身の緊張をほぐす

心身の不要な緊張に気づき、取り除いていく方法として、アレクサンダー・テクニークがあります。

これは、19世紀のオーストラリア人、F.M.アレクサンダー氏が発見したものです。

一人芝居劇をやる朗誦家であった彼は、声を出すことを休まないと声が出なくなってしまう状況に陥りました。

そんなときに自分の身体全体の使い方を理解して、いかにして継続的に声を出せるようになるかを研究した末に、生まれた方法です。

頭・首・胴体の関係を意識して、自分自身の使い方を学び直していきます。

すると不要な緊張から解放され、自分の心身を自由自在に使うことができるようになっていきます。

実はこの方法は、朗誦だけでなく自己表現の幅を広げる方法として、音楽、ダンス、演劇、スポーツなど様々な分野で生かされているんです。

自分に自信を持つための秘訣や習慣は、メンタル面についてのものが多いですよね。
でも、このアレクサンダー・テクニークは行動面から自分を変えていくことができるんですよ。

自信を持つために具体的に行動したいという人に、おすすめしたい方法です。

(参照:アレクサンダーテクニークとは)

 

習慣2.自分を客観視する

自分を客観視することも、自信をもつ秘訣の一つです。

なぜなら自分を客観視できていると、自分だけでなく、周囲の環境を十分に捉えて、効果的な判断や決断を下すことができるようになるからです。

そして自分が効果的な判断や決断を下すことができると実感できれば、自信につながっていきます。

自分を客観視して、効果的な判断や決断を下し、自信をつけていくことを積み重ねていくと、「自信のある人」に周りからも見られるようになっていくでしょう。


具体的には、鏡に向かって話しかける方法があります。

鏡に向かって、今自分はどのような状態にあるのか、客観的に観察し、鏡に映るもう一人の自分に話しかけます。
このとき、頭で考えず直感で言葉がけをしてください。

たとえば、疲れているのに「あともう少し仕事をがんばろう」とムリをしているときなど、鏡で自分をよく観察してみましょう。

顔色が悪く生気がないことに気づくかもしれません。

そしてふと、「このところ残業ばかりしていたから今日は早めに帰って、充分な休養を取ろうね」と、自分に声をかけたくなるかもしれません。

頭で考えると、締め切りが…などと冷静な判断ができなくなってしまいますが、ひとまず直感で感じた言葉を行動にしてみましょう。

仕事を早めに切り上げ家に帰り、充分な休養をとって翌日取り掛かった方が、効率よく効果が出せるのかもしれません。

鏡の中の自分をよく観察して話しかけることで、客観的に自分を見ることができ、冷静な判断を下すことができるでしょう。

 

習慣3.自分が役に立った経験を書き出す

「私は誰かに必要とされている」「私は誰かの役に立っている」という、自己有用感の感覚を高めることは、自信につながります。

誰かのためを思って、自分が起こした行動が実際にその人のためになり、感謝された。
そのような実体験から得られた満足感は、確かな自信になっていきます。


事実、13~29歳に対する調査で、「親と信頼関係がある人」「自分が役に立つ存在である」という経験を持つ人に、自信がある人が多いとわかりました。

あなたが今もし、自信が持てないのなら、これまでの人生を振り返ってみてください。

自分が誰かに役に立った経験を具体的に紙に書き出してみましょう。そして自分の素晴らしさに気づいていきましょう。


たとえば、あなたが役に立つことをしていても、積極的に褒めてくれない相手もいるかもしれません。

そんなときは自分の方から相手にフィードバックを求め、あなたがしたことが役に立っているのかどうか確認してみましょう。

すると、思いがけず、日ごろの感謝の気持ちを言葉にしてくれるかもしれません。

そうやって自ら自分の中の「私は誰かの役に立っている!」という感覚を育ててください。

それはさらなる自信とやる気を引き出してくれ、より大きなチャレンジに積極的に挑めるようになっていきますよ。

(参照:児童生徒の自己有用感を高める指導の在り方)

 

習慣4.小さな成功を重ねる

理想が高い人ほど、高い目標を掲げてそれを達成しようと頑張ってしまうかもしれません。

でも大切なのは成功体験を積み重ね、やればできるという自信を得ていくことです。

高過ぎる目標を掲げ、努力しても達成できない結果になるよりも、今の自分が少し努力すれば達成できそうな目標を掲げて、それを着実にクリアしていくことの方が自信につながります。

そして人は、「私はやればできる!」という自信がある行動であればあるほど、その行動をとりやすくなります。
そして失敗や困難が伴っても、努力をしやすくなるのですね。

ですから、結婚や昇進などの大きな出来事だけでなく、日常にある小さな成功体験にも目を向けてみてください。

小さな成功体験をしっかり積めるように、ちょっとがんばれば達成できるようなハードルが高過ぎない目標設定をし、ひとつずつ達成していきましょう。

「今日は5分早く起床して、通勤前の朝をゆったり過ごし、心に余裕がある状態で出勤する」など、ほんのちょっとしたことでいいんですよ。

そうやって小さい成功体験を積み重ねていくことが、揺るぎない自信を持つことにつながっていきます。

 

習慣5.自分にポジティブな言葉を投げかける

自分自身にポジティブな言葉を投げかけると、自己肯定感が高まり自信につながります。

たとえば、「私には価値がなく、人間関係も仕事もうまくいかない」と自分に対して言葉をかけてみましょう。

反対に、「私はただいるだけで価値があり、人間関係も仕事もすべてがうまくいく」と言葉をかけてみましょう。

あなたの気持ちや身体に、どのような感覚の違いを感じますか?

否定的な言葉は、読んでいるだけでもなんだか憂鬱な気分になり、力が抜けていきませんか?

そして肯定的な言葉は逆に、気持ちが上がり力が湧いてきませんか?

それだけ、言霊の力はすごいのです。


私たちは無意識のうちに、自分自身について一日に何度も思考しています。

それらの思考は、ネガティブなことがほとんどと言われています。

さらに自分については、自分が一番考え、判断しています。

その判断がネガティブなもので、自分自身に対して自己否定的な言葉を一日に何度もかけているとしたら、自分で自分からエネルギーを奪ってしまうことになるのです。

そんな状態で自信に満ち溢れているのは、難しいものですね。

だから「意識的に」ポジティブな言葉を自分にかけてあげましょう。
そして自己否定したものは、肯定的に変えていってください。

「自分について自分がどう思っているか」、これがあなたの現実を創っていきますよ

自分に自信を持っている人がやらない3つの習慣

最後に、自分に自信を持っている人であればやらない、3つのこと・習慣を紹介していきます。

  • やらないこと1.ネガティブなことを口にする
  • やらないこと2.心配事を持つ
  • やらないこと3.人の目を気にすること

 

やらないこと1.ネガティブなことを口にする

ネガティブなことを口にすると、自分がダメな人間のように思うようになってしまいます。

なぜなら、自分の発するネガティブな言葉を一番聞いているのは自分だからです。

四六時中ネガティブな言葉を自分に浴びせていると、自分の脳や身体にネガティブな言葉が浸透してしまうのです。

自信に満ち溢れている人はポジティブな言葉を使い、そのことでさらにポジティブになっていきます。

ポジティブな言葉を自分の脳や身体に聞かせている人は、自分がポジティブな人間であると感じていきます。

そのことで、さらに人生がうまくいくようになっていくのです。

自分の発言により自ら自分をダメ人間にしないように、発する言葉に気をつけることが大切ですよ。

そうは言っても、人間、不安になったり、自信を持てないときもありますよね。

そんなときは紙にネガティブな感情をありのままに書き出し、まずは自分の気持ちにしっかり寄り添ってみてください。

そして自分の中のネガティブな感情をしっかり認めた上で、ポジティブな気持ちに置き換えていくといいでしょう。


また、アメリカの心理学者エレイン・ハットフィールド氏の研究によると「否定的な人と過ごす時間が長いほど、その人も同じ考えをするようになる」と報告されています。

ポジティブな気持ちでいることは、自分だけの問題ではないのです。
自分がポジティブな気持ちでいるためには、肯定的な人と過ごすことも大切です。

さらに、周囲にポジティブな影響を与えられるような人に自らなっていくことも意識しましょう。

(参照:ネガティブは伝染する?『自信を取り戻す方法』)

 

やらないこと2.心配事を持つ

あなたは新しいことを始めてみたものの、「上手くいくだろうか?」なんて、心配で頭がいっぱいになってしまったことはないでしょうか?

その気持ちよく分かります。
未知なことは不安に感じるものですね。

でも実は自信を持っている人は、心配ばかりしても時間の無駄だということを知っています。

心配していることが本当に起きてしまったらどうしよう…
そんなふうに不安を感じてしまうかもしれませんが、事実、「心配事の9割は起こらない」という研究や本もあるのです。

心配をしていると心配が心配を呼び、あっという間に時間が過ぎてしまうものですね。

そして不安な未来に意識が向き、今がおろそかになってしまいます。

心配事というのは、ほとんど起こらないと気づくことで悩む時間が減り、今に意識を向け着実に今やるべきことを積み重ねていくことができます。


もちろん、心配すること自体は悪いことではありません。

心配することにより、物事を着実に進めることができたり、不測の事態への対応力を上げたりすることができますよね。

心配することは、あなたを守ってくれるものでもあるのです。

その一方で心配しすぎると、悩む時間が増える、今がおろそかになるなどのデメリットもあります。

ですから度を越して心配しすぎないよう、自分を客観視して調整することが大切になっていきますよ。

(参照:心配事の9割は起こらない)

 

やらないこと3.人の目を気にすること

自信のある人は、他人の評価ではなく、自分の考えを大事にします。

自分の考えより他人の評価を重要視してしまうと、通りすがりの他人の目に振り回され、どんなときも自分に自信を持って生きることができません。

他人の評価をあれこれ気にするのではなく、育てるべきはあなた自身の考え。
つまり、自分軸です。

自分軸をしっかり持ちしっかり根をはっていれば、他人からたとえ批判されたとしても、自分自身と切り離すことができ、押し倒されることはありません。

他人の評価から、ときに軸が揺らぐこともあるでしょう。

でもその都度自分と向き合い答えを出していけば、自分軸がどんどん太くなり、他者の目を気にしすぎず自分の人生を堂々と歩いていけます。


今をときめく大スターであっても、日本国民みんながその人のファンということはなく、嫌いな人もいるでしょう。

同じようにあなたがどんなポジションをとっても、すべての人を満足させることはできないのです。

自信がある人はそのことを知っているので、否定的な意見があっても「そういう意見もある」と受け入れ、深く悩むことはないんですね。

他人の評価を気にし過ぎてあれこれ考えてしまうことは、時間の無駄であることを知っています。

あなたも自分に自信を持って、自分の人生に集中して突き進んでいってください。
人生は自分のものですから。

 

まとめ

多くの人は、自信を持ちたいと願っていても、なかなか自信を持つことができなかったりします。

究極、自信はどうしたら持てるのかと言えば、「自分とつながる」ことで持つことができます。自分とつながるとは、自分の魂とつながるということです。

ここに書いたすべてをやってみても、どうしても自信が持てないというときは、
私の著書「『私はただ、生きてる~!って叫びたいだけだったんだ」サンマーク出版
この本の魂と対話する方法にチャレンジしてみてください。

魂とつながり、魂そのもので生きると、いろいろなことが気にならなくなっていきます。
そしてポジティブな気持ちを取り戻すことができるようになっていくでしょう。

あなたには素晴らしい未来があります。
自分を信じて、自分の未来を信じて、自信を持って夢を叶えていってくださいね。

あなたの輝く未来が叶いますように、私はいつも応援しています。