しあわせのレシピ

楽に生きるとは?気楽に生きたいと感じるあなたが一番に知るべき3つのこと

こんにちは、大鈴佳花(おおすず・よしか)です。

「楽に生きるにはどうしたらいいんだろう」「気持ちが晴れなくてどうしたらいいかわからない」

このような疑問を持つあなたのために、この記事では「楽に生きるとはどういうことか」「楽に生きるための考え方」を紹介します。

「楽に生きたい」と考えることは悪いことではない

あなたは「もっと楽に生きたいなぁ…」そんなふうに思うことはありますか?

真面目な人ほど、楽をすることを悪いことだと思っていたり、どこか罪悪感を持っているかもしれません。

でも人は、どうやっても怠惰になってしまう生き物で、「楽に生きたい」と考えるのは、人として普通のことなんです。

実は「楽に生きたい」という思いから、便利な世の中になっていたり、技術が発展しているというポジティブな側面があります。


たとえば私たちは、スマホがなくても生きていけますよね。

でも、スマホがあれば、人と連絡を取るのがスマホ誕生前と比べて断然、楽であるように、人は「楽に生きるため」に発明や物事を発展させてきました。

どうしたら楽ができるだろう?という視点を持つことは、実は私たちの暮らしを大きく変えるイノベーションにつながっているのです。

また、どこかで楽をすることで、同じことでも速くできたり、楽をした分もっと大切なところにエネルギーを注げたりもします。

楽をしたからこそ、生み出される価値があるのです。


「楽に生きる」ことは、身近なところで誰もが考えていることです。だからもっと楽をしたい!楽になりたい!と思ってもいいのです。

そこでここでは、どうしたら心の荷物を下ろし軽やかに楽に生きられるか、以下で説明していきますのでぜひ参考にしてくださいね。

「楽に生きるとは?」

じゃあ、ここであなたに質問です。
あなたは今、具体的に何に対して楽に生きたいと望んでいますか?

実は「楽に生きる」ことを考えたとき、多くの人は大きく以下の2つを望んでいます。

  1.   人間関係で楽になりたい
  2.   仕事内容で楽になりたい

 

人間関係で楽になりたい

誰かと一緒にいることが純粋に楽しいときはいいですが、ときとして人間関係や特定の人に対して、いやになってしまうこともあります。

たとえば、「できない自分が悔しく、他人がうらやましく思ってしまう」

他人と自分を比較し、自分を追い詰めてしまい、つらくなってしまうことがあるかもしれません。

私たちは、他人との比較によって、自分自身をより知ることができるものですね。

そのことで自分の「位置」を知ることができますが、自分のできない部分を切り取って、そこだけを他人と比較してしまうと、自分が劣っているように感じてつらくなってしまいます。

自分が好きなものや得意だと思っているもの、そしてとくに人生をかけてきたものに対しては、比較しようと思わなくても、どうしても目についてしまうものですね

そのため相手と比べ、自分がたいしたことがないように思ってしまうことがあります。


また「愛想笑い、気を遣う」など、相手のことを過度にうかがってしまい、人と関わるのが面倒に感じている人もいます。

気を遣うことで相手からは好かれたり、周りと同じような感情を装ったりすることで、その場の一体感を感じることがあるかもしれません。

でも、一人になったらぐったりしてしまったり…

相手に嫌われたくない」「孤立したくない」そんな思いがあると、人と関わるたびに自分を抑えたり装ったりと、気疲れしてしまうものです。

あるいは、「周りの自分に対する評価や、陰で何と言われているか気になって仕方がない」という人もいるでしょう。

いっそのこと、その人間関係から離れて楽になれたら…と思うかもしれません。

周りからどのように思われているかという悩みは、どんなに考えても答えは出ないものですよね。だって相手が勝手に思うことですから。

相手が勝手に思うことは止められないのです。それを気にすればするほど、悩みが深くなってしまいます。


中には「いい人だと思われたい」と思っている人もいるでしょう。
いい人だと思われたいと考えていると、不自然な人間関係を築くことになってしまいます。

他人にとってのいい人って、そもそもどんな人ですか?あなたは具体的に分かりますか?

「いい人の定義」は人それぞれ違います。

逐一、目の前の人のいい人の定義に自分を合わせようとすると、結局は周りに振り回されることになり、疲れてしまうものですね。

そして他人にとってのいい人は、自分のありたい姿ではなかったりします。
いい人と思われるために、自分を捻じ曲げていては、自分を生きることができません。

人間関係でいやになったとき、その理由は何か感じてみましょう。

あなたが自分で縛っている何かをやめることで、肩の力が抜けるかもしれませんよ。

 

仕事内容で楽になりたい

仕事をしていると、ときには「もう嫌だ!」と思うことがあるかもしれません。

たとえば、営業などの仕事で決まったノルマがある場合、「ノルマ達成がきつく、逃げたくなる」ときもあるでしょう。

自分から目標設定したのであればやる気にもなりますが、会社や上司など他人から課せられたノルマの場合、「やらなければ!」という重圧が重くのしかかって、重荷から逃れたいと感じてしまったり…


または、「仕事で昇進したとき」もあるかもしれません。

今までの努力と実績が認められて嬉しい反面、「責任の重圧に耐えられない….」とつらく感じることもありますね。

やりたい仕事でもプレッシャーが強いと、責任から逃れて楽になりたい!と思ってしまうのが人間です。


「今の仕事が楽しくない、自分に合っていない」ことが原因で、仕事から解放されて楽になりたいと感じるときもあると思います。

仕事でつらいことがあっても、楽しい部分があったり、好きな仕事であれば踏ん張りがきくものですね。

でも楽しくもなく自分に合っているとも思えない仕事だと、仕事から離れて楽になりたいと思うときもあるでしょう。


今の仕事から楽になりたいと悩んでいる、そこのあなた。

その仕事は、本当に「あなたしか」できない仕事ですか?

もしそうでなければ、人に任せてみたりキャパオーバーであることを伝えてみては?
自分が苦手なことを他の人に任せることは、悪いことではないんですよ。


あなたの苦手なことが、誰かが得意なことがあります。
それは相手の才能を活かすことになるのです。

そしてその分、今度はあなたに得意な仕事が回ってきて、より貢献できるかもしれません。


仕事で自分が楽をすることに引け目を感じてしまう人もいるかもしれませんね。

でも自分が楽になる環境を創っていくことが、結局は周囲も幸せにすることにつながっていきますよ。

 

楽な生き方をしている人とあなたの3つの考え方の違い

人づき合いに疲れた人、人の行動にイライラしている人に向け、考え方を変える方法を紹介しますね。

楽な生き方をしている人はどんな考え方を持っているのかを、この先の人生のヒントとしてみてください。

 

1.他人を気にせず期待もしていない

まず、楽な生き方をしている人は、他人からの評価(どう見られているのか)を気にしていないんですね。

人にどう見られているかより「自分がどうありたいか」を意識しているのです。

24時間365日、他人のことを考えている人っていないですよね。
同じように、他人もずっとあなたのことを考えているわけではないのです。

自分のことを世界で一番大切にできるのは、他の誰でもなく自分自身です。自分がどうありたいかを大切にしましょう。

他人からどう思われるかを気にしている時間は、自分の時間を生きているのではなく、他人の時間を生きているのと同じこと。

その時間がなくなるだけでも意識が自分に戻り、自分の人生に集中することができます。


また、楽な生き方をしている人は、他人への過度な期待もしていないんですよ。
私たちは過度な期待をすればするほど、期待外れな結果になったときにイライラしてしまうものです。

それはよく感じてみると、「自分が勝手に」他人に期待して、「自分が勝手に」イライラしているのです。まずはそれを自覚することが大切です。

「普通はこうしてくれるのが、当たり前」
あなたがそう思ったとしても、普通というのは、100人いれば100通りあるでしょう。

あなたの普通を相手に期待して、その通りになるのは難しいことです。


「人は人、自分は自分」
それぞれの間には、境界線があります。

あなたが相手の期待通りにならないように、相手もあなたの期待通りにはならないのです。

あなたの当たり前を相手に期待しないようにしてみてください。
相手に対しての期待値を下げるだけでも、人間関係でのイライラが減り、心が楽になるでしょう。

 

2. ありのままに受け入れる姿勢

できない自分、不安な自分、情けない自分を受け入れるって、最初は苦痛を感じるものですね。

でも、その自分を受け入れることで、次の段階に進むことができます。

いつも優秀で評価されるべき、自信に満ち溢れているべき、成功しているべき…

もしあなたがそんなふうに思っているとしたら、そうやって無意識のうちに自分に課している制限を外してみましょう。

できない自分でもいいじゃないですか。不安な自分がいてもいいじゃないですか。失敗して泥まみれの自分でもいいんです。

自分をひっくるめて受け入れられると、心がゆるんで楽になりますよ。


そしてありのままの自分を受け入れられると、他人にも寛容になり、他人のありのままも受け入れやすくなります。

その結果、他人についてあれこれ思わなくなり、あなた自身が楽になっていきます。


そうは言っても、中には自分では到底考えられないようなことを他の人がすることもあります。

そんなときはただ受け入れようとするのではなく、できればどうしてそう考えたのか、なぜそう思ったのか、なぜそういう行動をとったのかなどを聞いてみてください。

そのことで、相手をより深いところで理解し、受け入れやすくなります。


「えぇ、何で!?」と叫びたくなるようなことに遭遇したとき、私たちはつい感情的になってエネルギーを消耗してしまうことがあります。

でも、感情に巻き込まれてしまうとより状況を悪化させてしまうものですね。

そんなときは、一拍おいて考えることを意識してみましょう。
ほんの一呼吸、心を落ち着かせるだけで、出来事について一歩引いて捉えることができますから。

3. まずは自分をほめる

小さなことや些細なことでも、自分を褒めてみましょう。
1日、1つは自分の良いところを見つけて、自分を褒めるられるといいですね。

褒められることは嬉しいですし、やる気や自己肯定感も上がりますよね。
でも他人に褒められることを期待するのは、ちょっと違います。

人はそれぞれ自分のフィルターを通して世界を見ています。だから他人から1日に1つ何かを褒めてもらえることは難しいものです。

そして他人に褒められることを期待して生きるのは、他人の人生を生きているのと同じこと。

他人に期待するのではなく、自分で自分を褒めることを習慣化していきましょう。


自分の褒めポイントが思いつかない場合は、自分の尊敬できない部分はどこかを感じてみてください。
そして、どうすればその部分を尊敬できるようになるかを考えてみましょう。

たとえば、過去の失敗がずっと心に引っかかっていて、自分を尊敬できないと感じている人がいるかもしれません。

そんな人は、まずチャレンジしたことを褒めてあげましょう。

失敗したというのは、チャレンジしたから失敗したのです。チャレンジしなければ失敗すらしませんから。

隠したくなるような失敗も、成功と同じくらい尊い経験です。
そして次は失敗しないようにするためにはどうしたらいいのかを前向きに考えてください。

その学びを活かして、ここからどこに向かうかが大切です。
過去の失敗にとらわれず、未来に目を向けてくださいね。

働かずに楽に生きる方法はあるのか?

どんな仕事でも、楽しいこともあれば、苦しいこともあるものです。

楽をしたいと思う人の中には、「楽な仕事をしたい」「今の仕事を辞めたい」と考えている人もいるかもしれません。

でも、金銭的に楽をして生きていくのは、現実的に難しいものがあります。

 

1.人間が生活するうえで必要なお金は約2億だが、すぐに稼げる金額ではない

現在、私たちが生涯必要なお金は、約2億と言われています。知っていましたか?
でも、一瞬で2億稼いで楽になるなんて、あまり現実的ではないですね。

一発逆転で、宝くじに期待する方法もありますが、宝くじの当選確率は2000万分の1、つまり、落雷に当たる確率と同じと言われてます。

普通に生活していて、落雷に当たることはそうそうないですよね。
宝くじや博打で高額当選を狙うのは自由ですが、それらですぐに生涯必要なお金を稼ぐのはかなり難しいと分かります。


女性の中には、「お金持ちの男性と結婚して一生楽をしたい!」そんな淡い夢を抱く人もいるでしょう。

確かにお金持ちの男性と結婚して、人生に必要なお金を手にするという方法もありますが…

ライバルから抜きん出て、ハイスペックな男性に愛され結婚までたどり着くには、それだけ魅力的な女性になることが必要です。

美しさや知性など、自分自身に磨きをかけるのは一朝一夕ではできないことですね。


また、たとえば株式投資で、ここぞというときに、ハイリスクハイリターンの銘柄を大量に買い、ちょうど売るべきときに売るなどして一気に稼ぐ方法を思いつく人もいるでしょう。

でも、どの銘柄であれば大きなリスクを負っても大丈夫か、いつ売買するかなどの見極めには、投資や業界への知識、長年の投資経験で培った勘所などが必要となります。


このように考えると、やっぱり人生で必要なお金を楽に稼ぐというのは難しく、必要なお金を得るためには、コツコツと堅実に仕事をしたり、日々必要な学びを積んでいくことが必要ということになりますね。

2. 「楽に稼げる仕事」は楽じゃない

何かで一発で高額なお金を稼ぐことはなかなか現実的でないとしたら、「楽に稼げそうな仕事でお金を稼げたらいい」と思う人がいるかもしれません。

でも、そういった意味で楽な仕事というのは実際なく、楽をして稼いでいるように見える人も、表からは見えない努力をしています。

たとえば、不動産の不労所得で収入を得ている人たちは、専門知識をつけて長い間準備をしていたりします。

一度不動産投資を始めたら、安定して不労所得が得られるという保証もありません。

周辺地域の環境の変化により、入居者が入らなくなってしまうなどのリスクも伴います。建物の老朽化に伴う修理費など、表には見えにくい支出もあります。

一見楽に見えるような仕事でも、お金を稼ぐには一定の努力が必要になるんですね。


そういったことを感じると、楽に稼げそうだからと仕事を選択すると、それがあなたに合ったものならいいですが、そうでない場合楽しんで努力ができず、高額のお金を稼ぐことは難しいでしょう。

もしあなたが仕事で楽をしたいと思うなら、楽に稼げそうな仕事を見つけるよりも、「自分が情熱を傾けられること」を仕事にしてください。

情熱を傾けられる仕事に就くと、楽しみながら努力ができます。そしてつらいことがあったとしても、それを乗り越えることも楽しくなるものなんです。

情熱を傾けて仕事をすることで、結果的に楽にお金を稼げるようになっていきますよ。

 

まとめ

「楽に生きたい」多くの人はそう望んでいると思います。
それは精神的にかもしれませんし、肉体的にかもしれません。そして金銭的にかもしれません。

実際、楽に生きるにはどうしたらいいかと言うと、究極的に言ってしまえば、「情熱を傾けて生きること」が楽に生きられる秘訣です。

楽に生きるとは、仕事の時間を短縮するとか、人づき合いを整理するとか、いろいろな視点がありますが、最後の最後は究極を言えば、情熱を傾けられることだけをして生きることです。

そういう視点で選んだ仕事の時間は楽しくなりますし、気疲れする人づき合いはなくなります。

仕事でも、人間関係でも、精神的にも、肉体的にも、情熱を傾けられることだけを日々やっていけばすべてが楽になっていくものなのですね。

そして人生が充実し、豊かさを感じるようになるでしょう。
だからあなたの情熱を傾けられることを感じてみてくださいね。

あなたの輝く未来が叶いますように、私はいつも応援しています。