こんにちは、大鈴佳花です。
「一度きりの人生を幸せにしたい!」と思ったことは、誰でもあると思います。
今、あなたの人生はどのくらい幸せですか?
実は、科学的にも幸せな人生にする方法があるんです。
今回は、これからあなたの人生を幸せにするために必要なものや方法を、7つご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
幸せな人生にする7つの考え方
1.幸せな人生は笑顔から生まれる
私たちは笑顔を作るとネガティブなことをを考えるのが難しくなり、眉間にシワを寄せて顔にぎゅっと力を入れた状態でポジティブなことを考えるのも難しくなります。
これを「表情フィードバック」と言います。
表情フィードバックは、顔の表情筋の状態に合う感情を引き起こすというもの。
あなたにも、こんな経験がありませんか?
つらいことがあったときに、それでも前向きに笑顔でいたら、なんだか大したことがないような気分になったり…
その反対に何でもないときにちょっと怒ったような表情をしただけで、なんだか本当にフツフツと怒りが湧いてきたり…
私たちは感情は、そのときの顔の表情筋の状態で簡単に変化してしまうのです。
私は、人生は何を成し遂げたかより大切なのが、どんな感情を日々感じているかだと思います。
だからあなたが今すぐ幸せな人生にしたいのなら、まずは自分の表情を変えてみること。
笑顔を意識することで、楽しい感情や幸せな感情を引き出すことができるのです。
笑顔からあなたの人生に幸せを呼び込んでみてください。
引用:「守秀子『笑う門には福来る』表情フィードバック仮説とその実験的検証」
2.ポジティブな言葉を口癖にしている
私たちの人生は、自分の使う言葉に左右されています。
自分の使う言葉はダイレクトに自分の脳と潜在意識に届くのです。
たとえば1日仕事をして疲れて帰宅したとき、「あ~もう疲れたなぁ」と言うんじゃなく、「あ~今日も1日よく頑張った!」という言葉を使うと、あなたの脳と潜在意識は今日はとっても1日充実した日だった!と感じます。
もしあなたがネガティブな言葉を使いがちだったら、まずはポジティブな言葉に変換するクセをつけてみましょう。
すると人生の良い部分に意識が向くようになっていきます。
私たちは、目の前の出来事を良いと判断するか悪いと判断するかで、その後の感情が変わってしまいます。
人生は、日々どんな感情を感じるかで、幸せな人生と感じるのか、それとも不幸な人生と感じるかが変化しています。
だからこそ!ポジティブな言葉を使って、幸せな感情を引き出すクセをつけましょう。
そのことで、本当に幸せな人生を呼び込むことができるようになっていきます。
3.人との結びつきを大切にする
2006年に京都女子大学客員の橘木教授らは、貧困層と非貧困層の家族に「月1回以上外食をする・しない」「年1回以上旅行に行く・いかない」に分けて生活満足度を調査しました。
それによると、経済的な状況に関わらず、定期的に一緒に外食や旅行を行う家族の方が、生活満足度が高いということが明らかになりました。
この実験では、貧困層と非貧困層の家族を対象にしているんですね。
だからお金があるかないかというのは、生活の満足度には関係がないということなんです。
私がこの結果から感じるのは、人生は人との体験の共有をすることで豊かになっていくということです。
つまり、1人で何かを体験しても、そのとき感じた感情や感動を分かち合う人っていないじゃないですか。
でも、誰かと一緒に経験や体験を共有することで、そのとき感じた感情や感動を分かち合うことができるんですよね。
それが私たちに幸せを感じさせてくれるものなのだと思います。
家族と会食をすることも、旅行に行くことも、それは体験の共有なんですね。
そしてこれは、家族に限らず友人や近所の人とでも同じことだと思います。
人生を幸せにしたいと思ったら、自分の周りの人間関係を豊かにすること。
人と関わりを持つこと、話しをすること、体験を共有することが大切だと思います。
人との結びつきを大切にすることは、幸せな人生を送る第一歩になります。
人生を幸せにしたいなら、あなたの人間関係を豊かにすることから始めてみてください。
4.小さな感謝を積み重ねる
私は、「幸せになりたい!」という人におススメしていることがあります。
それは、感謝日記をつけること。
その日あった出来事の、感謝できることを3つ書くだけのシンプルな日記です。
小さなことでいいので毎日書き続けていくと、とっても素敵な変化が起こります。
感謝日記は、その日の出来事が整理されるだけでなく、日々感謝できることに目を向けることができるようになるのです。
実は毎日感謝できることに目を向けるようになると、脳の回路に変化が起こります。
私たちはそれぞれの過去の経験から、率先してポジティブなものに目を向けるか、それとも率先してネガティブなものに目を向けるか、回路のつながり方が決まっています。
ネガティブなものに目を向けてしまいがちな人は、毎日ネガティブなことを意識して集めてしまいます。
その反対にポジティブなものに目を向けている人は、人生にポジティブなものを集めやすくなるのです。
実はポジティブな回路とネガティブな回路は、回路のつながり方が変わりやすい場所でもあるんです。
そのため感謝日記をつけることによって、すぐにポジティブな回路に変化させることができます。
あなたが、世の中をどう見ているかというフィルターを調整してくれるのが、感謝日記なんですね。
これは脳が感謝にフォーカスできるように変化し、物事を感謝でとらえられるようになるだけじゃなく、自分の意識が変わるので思考、感情、言動、行動に変化が起こるのです。
だから本当に感謝できるような人生を創造できるように変化していきます。
つまり感謝が習慣になると、自分の生き方に大きな変化が起こるのです。
さらに早く人生を幸せな方向に変えるポイントは、夜眠る前の30分間に感謝日記を書くこと。
夜眠る前は「人生を次元上昇させる」ゴールデンタイム!
この時間にしたことが、私たちの人生の上昇や下降に重要な役割を持っています。
なぜなら眠る前に入れた情報は記憶に定着しやすいんですよ。
眠る前に感謝に意識を向ければ、そういう出来事が記憶に残ります。
反対に眠る前に頭にくることに意識を向ければ、そういう出来事が記憶に残ります。
それが自分の思考、感情、言動、行動を左右してしまうので、感謝の記憶は感謝できる出来事を人生に起こし、頭にくることの記憶は頭にくる出来事を人生に起こしてしまうようになるのです。
ですから眠る前は感謝に意識を向けて、人生に幸せなことを呼び込んでいきましょう。
(参考文献:脳科学は人格を変えられるか?16頁)
5.自分にあったお金の使い方で、人生を幸せにする
あなたは自分がどういう性格なのか知っていますか?
実は自分の性格に合わせた支出をすることで、幸福度が上昇するというのがわかったそうなんです。
2016年にケンブリッジ大学の心理学者サンドラ・マッツ氏は「性格に合致した支出はその人の幸福度を増加させる」という研究内容を発表しました。
この研究によると、性格に合った支出で増加する幸福度は、収入とは関連がないそうなんです。
たとえば、「協調性の高い人」は、寄付やペットという分野にお金を使うほど、幸福度が上昇する傾向があります。
また、「道徳心の高い人」は、健康に多くのお金を費やすことで、幸福度が上昇する傾向があります。
つまり自分の性格に合った目的にお金を使えば、収入に関係なく幸福度が上がるということなんです。
それを踏まえて、ここであなたの性格を感じてみてください。
あなたはどんな性格でしょうか。
何にお金を使うと、あなたの幸福度が上がると思いますか?
これは自分の過去の経験からもわかります。
つまり過去に何に使ったときに幸せを感じたでしょうか?
それがあなたの幸せを感じるお金の使い方。
自分の性格に合ったお金の使い方をすることで、人生は格段に幸せになっていくんですね。
ぜひ感じてみてください。
6.仕事をコーリングにする
天職とは、英語ではcallingsと表現されます。
Yale大学のAmy Wrzeniewski教授等は、仕事を「ジョブ、キャリア、天職」の3つに分類し、人は自分の仕事をこのうちのどれかに認識しているとしました。
- ジョブ
生活に必要なお金を稼ぐためにしている仕事 - キャリア
昇進や社会的地位、権力、自己肯定感の向上のためにしている仕事 - 天職
お金や社会的地位のためでなく、自分の人生にとって切っても切り離せないもの。自分の仕事によって世界が良くなっていると感じられる仕事。
または、自分が自分らしくあるためにしている仕事。
あなたの今している仕事は、あなたにとってジョブですか?
キャリアですか?それとも天職でしょうか。
私たちが1日に仕事をしている時間ってとても長いものですね。
その長い時間をどういう気持ちで過ごすかは、人生においてとても重要なことです。
天職と適職は違うなんて言われることがあります。
でも本当にそうでしょうか?
多くの人は天職は特別な仕事だと思っているかもしれません。
そして特別な人に与えられた仕事だと思っているかもしれません。
でも私の思う天職とは、「生まれるときに持って生まれたもの」という意味なんです。
つまり私たちは、能力をもともと授かって生まれているよ!ということなんですね。
天職をするのは、とてもハードルの高いことだと思っている人がいるかもしれませんが、そうじゃないんですよ。
天職のヒントはどこにあるかというと、あなたが誰かに教わらなくてもなんとなくできてしまったことや、あなたがこれまでずっと苦もなく続けてきたことの中にあります。
つまり、努力をしなくても、もともとできることがあなたの天職に繋がっているのです。
天職は、すでに自分に備わっているものです。
その視点で天職とは何かを考えることが、あなたの幸せな人生に繋がる大切なことになります。
さらに、天職を導くためにとても重要な基本3原則があると私は伝えています。
それは、
- その仕事について「成長するか」
- その仕事をして「自分らしさを感じられるか」
- その仕事を通して「人との結びつきを感じられるか」
その仕事について「成長するか」というのは、私たちの脳は成長することに喜びを感じます。
だから仕事をする上で、キャリアだけでなく人間的にも成長できるかどうかなどトータルで「成長できるか」という視点が大切になります。
そして仕事をしているときに自分らしく輝いていられること。
自分らしくいられることは、直接幸福感につながっていくのです。
仕事をしている長い時間に、自分らしくいられないというのはとっても不幸なことですよね。
さらにその仕事を通して、人との結びつきを感じられるか。
人との結びつきを感じられず孤独を感じていたらそれは不幸です。
豊かな人間関係は人生に幸せを感じさせてくれるものです。
仕事とプライベートは別!と思っている人もいるかもしれません。
でも、仕事での人間関係が良いとプライベートの人間関係もさらに良くなり、相乗効果で幸せになっていくものなんですね。
幸せな人生には、ジョブでもなくキャリアでもなく、天職をすることがとても重要です。
たった1度きりの人生、あなたの天職を探してくださいね。
7.自分のルールは、自分で決めている
幸せな人生を生きている人たちに共通しているのは、自分のルールの中で生きていることなんです。
自分の中にこれまでの人生の経験から作られたルールがあると、人生に迷いがなくなります。
そのルールに沿って生きることは他人の理想を生きる必要がなくなるのです。
多くの人は他人のルールや常識に惑わされ人生に疲弊していると感じます。
自分の人生経験から生まれた哲学(ルール)に従って生きることで、本当の自分らしい人生を生きることができるのです。
しかしそのルールがないと、他人の意見に左右されやすくなってしまいます。
自分の中にルールがないのは軸がないのと同じで、他人の価値観や常識に振り回されてしまいます。
哲学に沿ったルールを持つことで、人生に迷いがなくなり人生そのものがシンプルになるのです。
自分の哲学に従って生きるというのは、本当の自由な世界につながっていると私は感じています。
まとめ:幸せな人生とは、日々の小さな変化から
私たちは、幸せがどこか遠くにあったり、外から幸せが来ると思ってしまうことがあります。
でも本当は、自分次第で幸せになっていくものなんですね。
それには小さな変化でいいので、笑顔を意識したり、自分の周りの人間関係を豊かにすること。
人と関わりを持つこと、話しをすること、体験を共有することを意識してみてください。
幸せな人生って何か特別なことが起こったり、何かを成し遂げることだと思ったりしてしまいます。
でも本当は、毎日の小さな積み重ねで幸せを感じるものなんです。