こんにちは、大鈴佳花(おおすず・よしか)です。
「あの人は、なぜいつも楽しそうなのだろう?」「自分と何が違うのかな?」
あなたもこんなふうに、周りにいる「幸せな人」をうらやましく思ったことがあるかもしれません。
実は、幸せな人にはある共通点があります。
近年の幸福学や心理学の研究でも、幸せは環境や条件ではなく「物事のとらえ方や日々の習慣」で決まることがわかってきています。
そこでこの記事では、幸せな人の特徴や、今すぐ真似できる習慣について解説します。幸せに生きるヒントを、さっそく見つけにいきましょう。
そもそも「幸せな人」とは?
あなたの周りの人を見てみると、いつも幸せそうな人っていませんか?
幸せな人とそうでない人とでは、いったい何が違うのでしょうか。
私たちは、健康であること、仕事がうまくいっていること、お金があること、素敵な恋人や家族がいることなど、いろいろな条件がそろえば「幸せになれる」と考えがちです。
でも、実際はどうでしょう。
すべてが順調でも、幸せを感じられない人もいます。反対に、何もかもが完璧ではなくても、毎日を楽しみながら生きている人もいます。
そう考えると、幸せは「何を持っているか」だけでは決まらないことがわかります。
では、本当の幸せとは何なのでしょうか?
「幸せとは何か」という大きな問いについて、過去の記事で詳しくお伝えしています。ぜひ、こちらの記事も読んでみてくださいね。
→幸せとは何か?科学が解明した「持続する幸福」のメカニズム
【共通点】「幸せな人」にみられる7つの特徴
幸せな人には、共通してみられる特徴があります。
ここでは、私・大鈴佳花がこれまでたくさんの成功者や幸せに生きている人たちとお会いしてきた中でわかったこと、そして私自身が「本当の幸せ」を感じられるようになるまでに実践してきたことをもとに、「幸せな人」の特徴を7つ紹介します。
- 特徴1. 表情が明るい
- 特徴2. ポジティブ思考
- 特徴3. ポジティブな言葉遣い
- 特徴4. 自分の悪い感情を受け止める力がある
- 特徴5. 「幸せ脳」を持っている
- 特徴6. 「対応力」が高い
- 特徴7. 感謝の中に生きている
特徴1. 表情が明るい
「つらいときでも笑顔でいれば、幸せがやってくる」という言葉を聞いたことはありませんか?
「本当にそんなことがあるの?」と思う人もいるかもしれません。私はこれはその通りだと思っています。
心理学には、「表情フィードバック仮説」という考え方があります。
簡単に言うと、表情をつくることで、その表情に合った感情が生まれるという考え方です。自分の表情が脳にフィードバックされ、そのことで感情が変化するという仕組みです。
さらに、笑顔でいる人は、怒った表情の人よりも良い出来事に恵まれやすいという研究結果もあります。
笑顔をつくることで脳の働き方が変わり、他人や世の中の良い面に気づきやすくなる。すると自然と「良いことを起こすような行動」をとるようになるのです。
その結果、「笑顔でいるだけで、本当に良いことが起こる」のです。そう考えると、納得できますよね。
特徴2. ポジティブ思考
不幸な人は、ネガティブな思考パターンを持っていて、物事の悪いところに目が向きやすいです。
一方で、幸せな人は、うまくいかないことがあっても、「きっとなんとかなる」「これもひとつの経験だ」と、前向きに受け止めることができます。
この思考パターンの違いは、「人生で起こること」に大きな差を生みます。
ネガティブな解釈ばかりしていれば、失敗を怖がって行動できなくなったり、人との関係がうまくいかなくなったりします。さらに体調にも影響することがあります。
反対に、ポジティブな解釈が習慣になっている人は、行動が前向きになり、人との関係も良くなっていきます。
そして、良いことが起こりやすい環境を自分でつくっていくのです。
つまり、どんなことが起こるかだけではなく、それをどう受け止めるかが、人生の流れを変えていきます。
特徴3. ポジティブな言葉遣い
不幸な人は、無意識のうちにネガティブな言葉を使いがちです。
あなたも、「疲れた」「最悪」「ムリ」「できない」などの言葉を、つい使っていませんか?
脳や潜在意識は、自分が使う言葉を「現実」として受け取るといわれています。
たいしたことではないのに「最悪!」なんて大げさに言う人っていますね。すると脳は「本当に大変なことが起きている!」と理解します。
そして不安や恐怖、ストレスに反応する「扁桃体」という脳の部分が活性化します。
扁桃体が強く働くと、心拍数や呼吸が乱れたり、他人の表情を必要以上にネガティブに受け取りやすくなります。
このため心が不安定になり、人生も不幸になっていくのです。
反対に、幸せな人は「ありがとう」「私は大丈夫」「すごいね」「楽しい」「やってみよう!」など、ポジティブな言葉をたくさん使います。
ポジティブな言葉をよく使うと扁桃体の活動が抑えられ、脳が「安心だな」「安全だ」と感じるため、認知機能が高まるとされます。
認知機能とは、「適切な選択をする力」「情報を覚えたり思い出したりする力」「計画を立て行動を調整する力」「言葉を理解し使う力」などの力の総称です。
これらはすべて、幸せな人生を叶えるときにとても重要になる力ですよね。
もしあなたが「私、認知機能が低いかも」と思っても、脳はポジティブな言葉を使うことでどんどん変化するので、安心してトライしてください。
特徴4. 自分の悪い感情も受け止める力がある
不幸な人は、感情の起伏が激しい傾向があります。
思い通りにならないことが起こると、すぐに落ち込んだり、怒ったり、悲しくなったりします。そして、そのときの感情に振り回されてしまうのです。
一方で幸せな人は、「自分の悪い感情も受け止める力」があります。
「自分の悪い感情も受け止める」とは、「今、私はイライラしているな。なんでだろう?」「今、なんとなく不安になっているな。これはどこから来た不安だろう?」というように、自分の感情を少し離れたところから見つめることです。
感情を少し離れたところから見つめてみると、その感情の奥に「わかってほしかった」とか、「無理をしていた」など、自分でも気づいていなかった本当の気持ちが隠れていることがあります。
幸せとは、いつも良い気分でいることではないんですよ。どんな感情になったときも、自分自身を見失わないことなのです。
特徴5. 「幸せ脳」を持っている
私は、世の中の幸せな人には、ある共通点があると感じています。それは、「幸せを感じる力」が高いことです。
私はこれを「幸せ脳」と呼んでいます。
「幸せ脳」とは、私がつくった言葉ですが、簡単に言えば、日常の中にある幸せに気づきやすい脳のことです。
どんなにお金があって、素敵な家に住んでいて、欲しいものをたくさん持っていたとしても、自分の脳が「幸せだ」と感じなければ、本当の意味で幸せにはなれません。
反対に、大きな出来事がなくても、「今日は天気がよくて気持ちよかった」「おいしいご飯を食べられた」など、小さなことでも幸せを感じられる人は、毎日の中で幸せをたくさん見つけることができます。
この「幸せを感じる力」は、生まれつき決まっているものではないのです。だから今、あまり幸せを感じられていなくても、少しずつ育てていくことができます。
そのためにおすすめしたいのが、「幸せの3行日記」です。
やり方は、寝る前に「その日幸せを感じたこと」を3つ、箇条書きで手帳に記入します。それを日々続けるだけです。
たったこれだけの簡単な方法ですが、驚くほど人生を変える力があるのです。
「幸せの3行日記」については、以下の記事で詳しく紹介しています。実際に取り組んだ受講生の声も載せていますので、ぜひ読んでみてくださいね。
→「悪夢が消えた」「会社を法人化!」受講生が実証した「幸せの3行日記」の奇跡。自ら幸せを起こせる脳の育て方
もっと早く「幸せ脳」へ!効果を爆上げする「20個の書き出し」
私は強烈なネガティブ脳で、そのせいで人生ジリ貧なんです……超特急で「幸せ脳」になれる方法はありませんか?
あなたがもしこう思うなら、とっておきの方法があります!
それは、「その日幸せを感じたこと」を3つではなく、「20個以上」書き出す。これを毎日続けてください。
ネガティブ脳を強力に矯正するには、1日の中で「幸せなこと」を「大量に見つける」ことが効果的です。
人間は、危険や不幸を回避することで生き残るように進化してきたため、不幸を意識しやすい性質をもともと持っています。
しかし必要以上に「不幸」に意識が向いていると、世の中の暗い面ばかりに目が向いてしまいます。
そこで、「幸せなこと」を意図的にたくさん見つけることで、脳の視点を幸せな方向へと強力に変えていくのがこの方法です。
「幸せなこと」を見つければ見つけるほど、脳がみるみるうちに「幸せ脳」へと変わっていきますよ。
特徴6. 「対応力」が高い
幸せな人は、「対応力」が高いという共通点があります。
「対応力」とは、「物事に対して柔軟に対応し、解決できる力」のことです。
人生では、どんなに気をつけていても、思い通りにならない出来事が起こることがあります。仕事で失敗したり、人間関係で悩んだり、予定が大きく変わってしまうこともありますよね。
大切なのは、そうした出来事を「起こさない」ことではありません。問題が起きたときに、どう対応するか。
すぐに適切な対応ができれば、その出来事は人生にたいしたダメージを与えません。
私たちは、不幸なのは「悪い出来事が起きたからだ」と思いがちですが、実はそうではないのです。
実際は、その出来事が起きたときに「適切に対応しなかった」ことが不幸になる原因です。
だから人生を幸せにするには、「対応力」がものを言うのです。
特徴7. 感謝の中に生きている
幸せな人と、そうでない人を比べてみると、「感謝の気持ち」に大きな違いがあります。
幸せな人は、家族や友人、仕事、今の環境など、日々のさまざまなことに「ありがたいな」と感じています。
でも、感謝しているのは、それだけではありません。実は、何よりも自分自身に感謝しているのです。
自分の「何に」感謝をしているのかというと、「あらゆること」です。
つまり、自分の存在そのものに感謝しているのです。ちょっと抽象的ですが、わかりますか?
これは、「感謝」の本質にも関係しています。本当の「感謝」とは、そこに「理由がない」のです。
このことは、別の記事で詳しくお伝えしていますので、ぜひ読んでみてくださいね。
→感謝とは、夢を叶える最強のスイッチ。「夢を叶える感謝の回路」の鍛え方
理由はいらない。究極の「幸せな人」がたどり着く感謝の境地
「感謝には理由がない」。これは、「幸せな人」でも同じです。
何か良いことがあった、自分が何か良いことをした、自分が何かを乗り越えることができた……
究極の「幸せな人」は、そういったすべての「理由」がなくなり、ただただ「今、生きている自分」に感謝をしている状態になっています。
つまり自分を丸ごと受け入れ、全身全霊で自分を「感謝」で包み込んでいる状態です。
これを読んでいるあなたが「それってどういう状態か、ちょっとわからないな」と思ったとしても、まずは今日、自分自身に感謝を伝えてみましょう。
感謝する理由がとくになくても、ただ、あなたの存在に感謝を伝えてください。
すると、きっと「何か」が変わり始めるのがわかるはずです。
「幸せな人」は、「自分を幸せにする道」を選び取った人
「幸せな状況」になれば、幸せになる。
たとえば、「もっとお金があれば」「理想の仕事が見つかれば」「素敵な人と出会えれば」そんなふうに思っている人がいるかもしれません。
でも、実際はそうではないのです。
人は、「幸せな状況になったら幸せになる」のではなく、「幸せに生きるから、幸せになっていく」のです。
私たちは何も考えずに生きていると、人と自分を比べることや、他人より物をたくさん持つことなどを無意識のうちに刷り込まれていきます。
だから今ある幸せよりも、「足りないもの」に目が向くようになってしまうのです。
その結果、お金が増えても、もっと欲しくなる。仕事がうまくいっても、まだ足りない。素敵な人と出会っても、次の理想の人を求めてしまう。
実際これでは、いつまでたっても「幸せになった」と感じることができませんよね。
なぜなら、幸せを「自分の外側」にあるものだけで決めているからです。
もし、本当に幸せになりたいと思うのなら、「幸せな状況をつくる」ことから、「幸せに生きる」ことへと、生き方を変えることです。
幸せとは、「何かを手に入れたから叶うもの」ではないのです。今日、ここから幸せに生きることを選んだ瞬間から、始まるものなのです。
自分で「幸せになる」と決めて、毎日の中で幸せを選んでいきましょう。
寝たきりから這い上がった私だから、断言できる。幸せになることをあきらめない
実はこの記事であげた「7つの特徴」はすべて、私自身が「幸せになる」と決めたときから実践してきたことです。
私はよく周りから「幸せそう」「いつも楽しそう」と言われますが、私の人生がずっと順調だったわけではありません。
むしろ、「もうこれ以上はない」と思うほど、苦しい時期が何度もありました。
そのひとつが、カイロプラクティックの施術ミスによって頸椎を損傷し、1年間寝たきりになったことです。
体が思うように動かない。息をするだけでつらい。先のことも考えられない。そんな状況の中で、世の中を恨んだり、「どうして私だけが」と思ったこともありました。
……でも、どれだけ怒っても、どれだけ嘆いても、どれだけ泣いても、状況が変わることはありませんでした。結局、自分で「幸せになる!」と決めるしかなかった。
だから幸せになるためにできることを、一つずつ始めたのです。
だからこそ、私は断言できます。
あなたが今、どんなに苦しい時期を過ごしているとしても、あなたにも「幸せな未来」は必ずある。
どんなことがあっても、自分を「幸せな人」にすることをあきらめないでくださいね。
まとめ
幸せな人は、外側の環境のおかげで幸せになったのではなく、「幸せになる習慣」をみずから実践した結果として幸せを手に入れています。
そして「幸せになる習慣」の中には、少し意識するだけでできるような「小さな習慣」もあります。
あなたもぜひ、今日から「幸せな人の特徴」を意識して、実践してくださいね。
あなたの輝く未来が叶いますように、私はいつも応援しています。
参考書籍
村木里志・長谷川博・小川景子(編)(2022)『人間の許容・適応限界事典』朝倉書店






