こんにちは、大鈴佳花(おおすず・よしか)です。
社会人になってから「人生がつまらない」と感じている人もいるのではないでしょうか?
今回はそんな人に読んでほしい「人生がつまらない」と感じる原因と、その解決するためのアイデアをご紹介します。
まず今の自分の現状を疑い、より良い方向に改善していきましょう。
Contents
人生がつまらないと感じる社会人のあなたへ
社会人になってから、あなたは人生が楽しいですか?それともつまらないですか?
学生のときより社会に出てからの方が人生は長い。それがもしつまらないとしたら…本当に残念なことですね。
多くの人は会社に入って1年もすれば、目新しいことはすっかりなくなって、刺激のない毎日を送るようになります。
同じ場所で同じ顔ぶれの人たちと、同じような仕事をする単調な日々。やるべきことをこなし、時間だけが過ぎていくけれど充実感がない。
そんなときにふと、「人生がつまらない」と感じてしまうものかもしれません。
あなたが今30歳だとしたら、あと何年つまらない人生が続くでしょう?あなたが40歳だとしたら、あと何年つまらない人生が続くでしょう?
想像するとちょっと怖くなります。
人生一度きり!
やっぱり充実させたいですよね。
そこで今回は人生がつまらないと感じる要因と、そんな現状を打破するためのアイデアを紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
社会人になって人生がつまらないと感じる3つの原因
社会人と学生の大きな違いと言えば、仕事をしているかどうかです。
社会人になれば、仕事が一日の大半を占めています。だから仕事がつまらないと感じると、人生そのものがつまらないと感じる根本的な原因になっていくでしょう。
ここからは、人生がつまらない、とくに仕事がつまらないと感じさせる原因をいくつかピックアップして紹介していきます。
(参考:「若年者の離職状況と離職後のキャリア形成(若年者の能力開発と職場への定着に関する調査)」労働政策研究・研修機構)
原因1. 自由な時間が減り、今まで楽しいと感じていたことをする余裕がなくなった
多くの社会人が人生をつまらないと感じる一番の要因は、社会人になったことで、一日の中で仕事が占める時間が多くなり、それまで楽しいと感じていたことが出来なくなっていくからです。
学生のうちは、好きなことができる時間がたくさんありましたね。でも社会人になると、月曜日から金曜日まで一定の時間が仕事に拘束されます。
また、やりがいのある仕事だと思って就職しても、最初のうちは自由に仕事を任せてもらえることは稀です。
新人は、まずは仕事を覚えることから始まります。日々やることに追われ、仕事を楽しむ余裕なんてないかもしれません。
さらに休日は仕事の疲れでぐったり…ひたすら一日中寝ているだけ。そして月曜になったらまた仕事に行く…
そんな日々を送っていると、やっぱり人生つまらないと感じてしまうでしょう。
人によっては、労働時間や休日の条件も良くなく、余裕がなくなってしまった人もいるかもしれません。
リラックスして心や身体を休める時間が少ないと、人生を楽しいと感じにくくなってしまいます。
原因2. 本当に今の仕事をしていていいのか疑問を感じる
将来を考えると、職種や会社の将来性、収入などに疑問を感じる人もいるかもしれません。
世の中が大きく揺れ動く中、この仕事はAIに取って変わられてしまわないのか?大企業だから今は安定しているけれど、このままこの会社に居続けて安泰なのか?
あなたは仕事をしていて、ふと、将来のことが不安になったことはありませんか?
誰もが一度はあるかもしれません。
仕事と人生は直結しているので、一度考え出すと不安が不安を呼び、なかなか頭から離れなくなり悩みが深まってしまうことが多いです。
原因3. 自分のやりたいことと仕事の内容が一致していない
自分がやりたいことと仕事が一致していないため、つまらないと感じている人もいます。
とくに新入社員の場合、研修の期間が長かったり、飲み会の幹事や先輩のフォローなど、一見雑用に思われる仕事を任されることもあります。
また社会情勢が変わり、たとえばパイロットとして採用されたのに、やむなく総合職として働かざるをえない人もいるでしょう。
自分がどうにもできない要因で、やりたい仕事ができないのは、なかなか受け入れ難い現実です。
さらに入社前は自分にぴったりの環境だと思っていたのに、いざ入社してみると現実とのギャップに苦しむことも、よくあることです。
やりたいと思って希望した仕事なのに、合わなかった!なんてこともあるかもしれません。
反対に人によっては、仕事を覚えるまでは刺激的で充実した日々だったのに、いざ習得してしまうと、毎日同じことの繰り返しでなんだかつまらない…と感じている人もいるでしょう。
社会人が「つまらない人生」から抜け出すための5つのアイデア
あなたが社会人で、今、つまらない人生を生きているなら、能動的に変化させる必要があります。
なぜなら、つまらない人生が勝手に充実した人生になることはなく、自分から積極的に変える必要があるからです。
そこでここからは、つまらない人生を打破するための5つの解決アイデアをご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
1.今までやったことないことに挑戦する
日々の業務が単調だと感じる場合は、行ったことのない場所へ行ったり、やったことのないことに挑戦して、退屈な日々に「変化」を加えてみてください。
脳科学的にも、新たなことに挑戦することで、脳のパフォーマンスが上がることが証明されています。新たな挑戦は脳を活性化させて、自分の可能性を広げることにもつながるのですよ。
まずは現状の環境を打破するために、小さなことでもいいので、新たなことに取り組んでみましょう。
仕事に関わるチャレンジだけでなく、休みの日には新しい人に会ってみる、これまで行ったことのない場所に行ってみるなど、興味のあることをノートにリストアップして一つずつやっていくのもお勧めです。
すると、刺激のない日々に良い変化が起こるでしょう。
(参考1:新しいことへのチャレンジが脳を活性化 脳を若く保つための5つのヒント 日本医療・健康情報研究所)
(参考2:When it comes to keeping our brains young, we need to rise to new challenges ヘリオット ワット大学 )
2. 具体的な目標を設定してみる
あなたには人生の目標がありますか?
もしすぐに思い浮かばなければ、具体的な目標を設定することをお勧めします。
ちょっと想像してみてください。
あなたの目の前に三人の人がいるとしましょう。その人たちは未来に対して、まったく違う考えを持っています。
一人目の人は、自分の未来は今よりも悪くなると思っています。
二人目の人は、自分の未来は今と変わらないと思っています。
そして三人目の人は、自分の未来は今よりも良くなると思っています。
さて、今が楽しくなるのは何番目の人でしょう?
そうですね、三番目の人ですよね。
私たちの今が楽しくなるのは、未来が今よりも良くなるだろうと思っているときです。
実は脳の仕組み的に、未来に対する期待があるのとないのでは、「今の楽しさ」が変わることが分かっています。
そして目標を持つというのは、「自分の未来は今よりも良くなる」という期待の表れでもあるのです。
目標を決めると、まずは今やるべきことが見えてきますよね。すると、そこに至るための明確な手段やステップが思いつくでしょう。
たとえば、本当にやりたい仕事が他にあるのであれば、その仕事をするためにスキルアップをする、必要な経験を積むなど、やるべきことが見えてくるはずです。
目標が定まれば、「本当に今の仕事をしていいのか?」という答えも出やすくなるはずです。
たとえすぐにその答えは出なくても、理想の仕事をしている人にそこに至ったプロセスを聞いてみるなど、答えを得るための具体的な行動が見えてくるでしょう。
いきなり人生の目標という、大きなゴールを定めるのは難しいこともありますよね。
そんなときはとりあえず、「朝、職場の人に笑顔で挨拶する」など、近い未来のちょっとした目標を明確にするのもいいですね。
目標があると、退屈な日々に適度な緊張感が生まれます。
1日の終わりに、今日は目標がクリアできた、もしくはできなかったと振り返ることで、ゲームをするような感覚で楽しんでみましょう。
目標を設定することで主体的に人生を生きることができ、毎日が輝いていきますよ。
3. 現状の環境で楽しめる趣味を見つける
人生がつまらないと感じる人は、まずは現状でできる小さな趣味を見つけてみるのも一つです。
生きがいを感じている人は趣味がある人が圧倒的に多く、趣味がある人ほど長生きしたいという意向も高いです。
趣味を持つことで人生が充実し、豊かな人生を長く謳歌したいと思う心理が働くのですね。
趣味を持つことでメリハリが生まれ、つまらないと感じていた仕事に対して俄然やる気になることもあるでしょう。
平日は仕事に集中し、週末は魚釣りや登山をしたり…カフェ巡りをしてもいいですね。
楽しい趣味を持てば、それまでのグレーがかった退屈な人生に彩りが生まれます。
仕事の他にやりたいことがあると、その楽しい予定を入れるために自発的に仕事で創意工夫をするようにもなるでしょう。
たとえば仕事の後にジムに行けるようにと、事前に仕事の段取りを立て、効率よく集中して仕事に取り組み、仕事後にジムに行くなど。
そうやって主体的に行動を起こし、1日のうちに少しでも自分がやりたいことを達成できると、「自分の人生を生きてる!」という充実感を得ることができます。
さらに、サッカーなど団体競技の趣味であれば、スポーツを楽しむだけでなく、交友関係も広がって楽しいですね。
特定の趣味は、これといって思いつかない人もいるかもしれません。そんな人には、仕事に関わる知識やスキルアップをするのもお勧めです。
仕事に関連する勉強会に行ったり、そういった勉強会を運営する側に立ってみるのも良いでしょう。
フリータイムにわざわざ勉強会に来るような人たちは、エネルギッシュでやる気に溢れていることが多いです。そうした人たちと交流することで、あなたの人生に良い刺激をもたらすでしょう。
また、家族や職場以外の第三の場所であるコミュニティがあると、視野が広がり安定した心を保つ上でも役立ちます。
一人でゆっくり過ごしたい人であれば、映画鑑賞や音楽鑑賞など一人でできる趣味もいいですね。
趣味を持つことは人生のさまざまなことに関係のないように感じるかもしれません。でも
仕事や健康などにも良い変化をもたらします。
現状でできる趣味を持つことで、あなたの人生を大きくかえるきっかけになるでしょう。
(引用:人生100年時代。しかし理想寿命は80歳が8割 趣味がある人ほど長生きしたい傾向に ~ 4月3日は趣味の日。「趣味」に関するアンケート調査 ~ 株式会社趣味なびのプレスリリース)
4.仕事に対する考え方を根本的に変える
あなたは仕事をどのように捉えているでしょうか。
仕事はお金を稼ぐためにやる?
好きなことでは稼げない?
実は仕事は、お金を稼ぐためにやることではないのです。
「本来の仕事」とは、「自分の持って生まれた才能を発揮して、誰かの役に立つこと」を指しています。そして他人からの感謝の気持ちが、現代ではお金に換算されています。
さらに仕事とは、自分の才能を発揮しながら、自分を成長させるためにやることです。つまり仕事を通して何かしら成長できることがあるからこそ、この世界には仕事があります。
こうしたことが分からないと、仕事は嫌々やるものだと思ったり、好きなことは仕事にできないと思ったり、本来の仕事のあり方とは方向がズレてしまうので注意が必要なんですね。
そしてもし今、たとえ好きな仕事をできていないとしても、自分が選んだ仕事を楽しむ工夫をしてみてください。
なぜならそれができない人は、たとえ転職してどんなに好きな仕事に就いたとしても、ゆくゆくは不満が出て結局は楽しめなくなってしまうからです。
ちょっと厳しく感じるかもしれませんが、好きな仕事をイキイキやっている人は、好きな仕事の中にある苦手なことを克服したり、楽しむ工夫をしているんですね。
それができないと、どんな仕事に就いたとしても続くことがないのです。
仕事とは「自分の才能を発揮して、誰かの役に立つこと。そして自分を成長させるためにある」このことを覚えておいてくださいね。
5.思い切って転職してみる
上記の4つを行っても、どうしてもつまらないと感じてしまうこともあると思います。
本当に自分に向いていない職場、自分に向いていない職種に就いていることもあるでしょう。そんなときは思い切って転職しましょう。
転職するって、なかなか勇気もいることですね。しがらみなども多いかもしれません。
また、今の環境で築き上げたものを、一から新しい環境で築かなくてはならないので、面倒に感じることもあります。
でも、人生の中で仕事が占める時間は長い。
仕事とはあなたの人生そのものになっていきます。本気で人生を変えたかったら、本当にやりたい仕事へとアクションを起こしてみましょう。
転職をきっかけに人生がいい方向に向かったという人は多くいます。
今の環境でできる限りの努力をしても、どうにも人生がつまらないと感じてしまうなら、人生を切り拓くために転職をしてみましょう。
(参考:「転職に関する意識調査」株式会社マイナビ)https://news.mynavi.jp/article/20190111-753710/)
まとめ
そんな仕事に巡り会えたら、本当に本当に幸せです。
魂の喜ぶ仕事にあなたの命の時間を使ってください。あなたの生まれた意味である仕事を、今世、楽しんでくださいね。