こんにちは、大鈴佳花(おおすず・よしか)です。
「人生どうでもいい」
仕事で疲れたときや、大切な何かを失ったときに、そう感じてしまうことってありますよね。
人生どうでもいいと感じているあなたのために、人生どうでもいいと感じる4つの瞬間の5つの対処法を紹介します。
人生どうでもいいと感じる4つの瞬間
これまでの人生であなたも1度は、「人生どうでもいいわ!」という気持ちになってしまったことがあるかもしれません。
長い人生では、そう思うことは何も特別なことじゃなく、誰もが一度は経験すること。
人は、大きく分けるとここに書かれた4つの状況になったときに、「人生どうでもいい」と思いがちになります。
- 人生どうでもいいと感じる瞬間1.職を失ったとき
- 人生どうでもいいと感じる瞬間2.大切なものを失ったとき
- 人生どうでもいいと感じる瞬間3.目的がなくなったとき
- 人生どうでもいいと感じる瞬間4.人に裏切られたとき
あなたがいま、こんな状況なら、この記事を読んで抜け出すきっかけをつかんでくださいね。
人生どうでもいいと感じる瞬間1.職を失ったとき
仕事って、生きていく上で大切なものですよね。
多くの人にとって仕事とは、現実的にも精神的にも、人生を支える土台となっていることが多いです。
でも、突然のリストラなどで、職を失ってしまうこともあるかもしれません。
そんなとき、「もうやってられない!私の人生なんかどうでもいい!」と思いがちです。
人生どうでもいいと感じる瞬間2.大切なものを失ったとき
長年一緒に暮らしていたペットが亡くなったときなど、心にぽっかり穴が開いたようになってしまうことがあります。
そういうときに、人生どうでもいい…となる人が多いです。
「ペットロス」って聞いたことはありますか?
大切に思っていたペットが亡くなったときに、喪失感を覚えることです。
私も18年一緒に暮らした猫が死んだときは、ものすごく悲しみが深かったです。
初めて一緒に暮らした動物を看取ったということもあったと思います。
その子がいなくなったあと、部屋がガラーンとして静かで…とても広く感じました。
私たちは、大切なものを失ったときに、人生どうでもいいと感じてしまうことがあります。
でも、覚えておいてくださいね。
いまはつらいかもしれませんが、楽しかった思い出はなくならないということを。
人生どうでもいいと感じる瞬間3.目的がなくなったとき
出世や結婚など、仕事やプライベートで、目標にしていたことが突然だめになることもあります。
目的がなくなったときに人は、人生どうでもいいと思ってしまうことがあります。
しかしここを乗り越えれば必ず、また新たな目的をみつけることができます。あきらめないでくださいね。
人生どうでもいいと感じる瞬間4.人に裏切られたとき
心から信頼をしている人に裏切られると、すべてのことがどうでもよくなるときがあります。
信頼というのは「信じて頼りにすること」という意味。
家族や友人、パートナーなど、自分に近い人に信頼を感じるものです。
または、尊敬している人に感じることもあります。
心から信頼していればいるほど、裏切られたときのショックは大きく、ダメージを受けてしまいます。
だから、人生どうでもいいとなってしまうのです。
人生どうでもいいと感じた時の5つの対処法
今日からできる、人生どうでもいいと思ったときの5つの対処法を紹介します。
- 対処法1.モチベーションを思い出す
- 対処法2.自分を責めない
- 対処法3.ゆっくり休息をとる
- 対処法4.やりたいことを書き出してみる
- 対処法5.人と会話をする
人生どうでもいいと感じたときの対処法1.モチベーションを思い出す
人生がどうでもいいと感じたときは、何もしたくなくなってしまうものです。
夢を叶えようという気持ちもなくなってしまいます。
でも、もし少しでも夢を叶えたいという気持ちが残っているのなら、「なぜその夢を叶えたかったのか」という動機を思い出してください。
「やりたいからやる!」というモチベーション=内発的動機を思い出すことで、向上心に導かれ、人生どうでもいいという状態から抜け出すことができます。
(参考:ケリー・マクゴニカル『図解でわかるスタンフォードの自分を変える教室』85頁)
人生どうでもいいと感じたときの対処法2.自分を責めない
人生がうまくいっていないときは、自暴自棄になってしまうこともあるかもしれません。
そんなとき、「どうせ自分なんてもうダメなんだ」「どうにでもなれ!」なんて言いたくなったり…
また、どうして上手くいかないんだろうと、自分を責めてしまうこともあります。
わかりますよ、その気持ち。実は私も昔はそうでした。
でも、そういうときに自分を責める言葉を使うと、なおさら抜けることができなくなってしまうんです。
言葉には、人生を引き上げるものと、引き下げるものがあります。
自分を責める言葉は、人生を引き下げてしまうんですね。
引き上げる言葉を使うと、感情がそれに合わせたものに変わり、それが思考や行動に影響します。
だから抜けることができるのです。
引き下げる言葉を使うと、感情はそれに合わせたものに変わり、やっぱりそれが思考や行動に影響していきます。
だから人生が下降してしまいます。
人生が上手くいっていないときに引き上げる言葉は、「私は大丈夫」「私はツイてる!」「私はやればできる!」。
反対に、引き下げる言葉は「どうせ私なんてダメなんだ」「人生もうどうにでもなれ!」「ツイてない」。
人生が上手くいってないときほど、自分を責める言葉ではなく、引き上げる言葉を意識して使ってみましょう。
さらにここでのポイントは、引き上げる言葉のときに「私は」「僕は」など、自分を指す言葉を入れること。
「誰が」というのが大切なので、ただ「大丈夫」と言うんじゃなく、「私は大丈夫」。
ただ「ツイてる!」と言うんじゃなく、「私はツイてる!」と言います。
そのことで方向がバシっと決まり、悪い状況から抜け出す方法をあなたの脳が24時間、探すように働きます。
人生どうでもいいと感じたときの対処法3.ゆっくり休息をとる
人生がうまくいかないと、心も身体も疲れてしまうことがあります。そんなときは、休息をとることも大切。
お風呂に入って身体をいたわったり、眠る前にいろいろな情報を入れないで脳を休息させたり。
そして7時間以上の睡眠を意識しましょう。
あまりにも疲れが溜まっていると、寝つけないことがあります。
そんなときは、お風呂に入ってリラックスしてください。
人間の体は、夜眠る前に体温を下げて眠りに入ります。
そのため、眠る1時間前にお風呂に入ると、自然と体温がゆっくり下がっていって湯冷めという形をとり、眠りに入りやすくなります。
LEDなどの明るい電球は、睡眠を促す睡眠ホルモンの分泌を制御してしまいます。
そのために眠りが浅くなってしまうんですね。
お風呂の電気を薄暗くして、リラックスできる環境を作るとより良いです。
暗くすることで脳も切り替わり、「活動モード」から「休息モード」へと変化します。
お風呂から出たら、ネットなどを見ないようにしましょう。
せっかく休息モードになった脳を、明るい光で覚醒させないようにしてくださいね。
そして入浴から1時間後にはベッドの中に入ることを意識してください。
これを、毎日眠る前の一連の流れにしてみましょう。
すると、自然と夜にはリラックスモードになり、ゆったりと眠れるようになっていきます。
人生どうでもいいと感じたときの対処法4.やりたいことを書き出してみる
人生どうでもいいと感じているときは、夢を叶えようとか夢に向かって頑張ろうと思えないものですよね。
でも、ちょっとしたことでいいので、やりたいことを紙に書き出してみてください。
大きなことじゃなく小さなことでいいので、こういうことがしたいと感じるものを書いてみましょう。
そのことで、自分の心の奥底に埋もれてしまったやりたいことが出てくるきっかけになります。
人生どうでもいいと思っているときは、意欲的にやりたいことをやるのは難しいものですよね。
でも、やりたいことを1つ引き出すことで、意識が変化します。そのことで抜け出すことができるのです。
紙に書くのは、脳や人生を整理する方法です。
やりたいことを紙に書くと、それに向け自然と方向が定まるようになります。
どうでもいいや!と思っているときほど、紙に書くのは効果的なんですよ。
人生どうでもいいと感じたときの対処法5.人と会話をする
誰かに話を聞いてもらったり共感してもらうと、気分的にラクになった経験はありませんか?
具体的なアドバイスがなくても、わかってもらったことで心が軽くなるのです。
もしあなたが今、人生どうでもいいと感じているなら、あなたの心の許せる人にその思いを打ち明けてみてください。
きっと心が軽くなり気持ちが変化して、そこから抜け出すきっかけになると思います。
「人生どうでもいい」についてまとめ

人生が上手くいかなくてどうでもいいと思ってしまう瞬間は、誰にでも経験があると思います。
そういうときは、永遠にそれが続くような気持ちになってしまうものですね。
私もこれまでの人生で、「人生最悪!もう私の人生は終わりだ」と思うような出来事もありました。
でも、いまはこうして幸せになっています。
そのときは、誰かがそこから抜け出す方法を教えてくれたわけではありませんでした。でも、ここに書いてあることを自然にやっていたと思います。
もしあなたがいま、人生どうでもいいと思っていたら、ここに書いてあることをまずは1つだけでもやってみてくださいね。
そのことが変わるきっかけになっていくと思います。
今日紹介した方法は、簡単だけれど、あなたの「人生を取り戻す方法」です。
試してみてくださいね。
あなたの人生が輝いたものになりますように、私はいつも応援しています。