こんにちは、大鈴佳花(おおすずよしか)です。
充実した人生とは何でしょうか。
結論から言うと人によって異なるため、定義づけることはできません。
この記事では、毎日を楽しくイキイキと生きるための5つのヒントをご紹介します。
Contents
人によって異なる理想の「充実した人生」の指標
あなたもこれまで、私と同じように「今の人生をもっと充実させたい!」と感じたことがあるでしょう。
「人生充実している!」と思えたら、それって最高なことですよね。
でも、充実した人生って一体どんなものを指すんでしょうね。
実は、「充実した人生」の定義や指標は人によって違うんです。
この項目では、「充実した人生とは何か」について解説したいと思います。
指標1.心身ともに健康でいること
健康的な人生を送ることは、充実した人生のひとつの指標になります。
たとえば私は、人生の1番の大切なことに健康を掲げているんです。
なぜなら私は、カイロプラクティックで頸椎損傷し、1年もの間寝たきりになったことがあるからです。
そのときは動きたくても動けない状態が続き、健康が何よりも人生で大切なものだと痛感したのでした。
それからというもの、私は健康的な生活を心がけています。
肉体的な健康も心の健康も、どちらも大切なものだと感じています。
そこで私が意識しているのが、規則正しい睡眠と日々運動をすることです。
この2つを心がけると、実際に健康になるだけでなく、精神的な余裕も生まれ、人生が充実していると実感できるようになりました。
指標2.お金を稼いでいること
人によっては、お金を稼ぐことを指標にしている人もいます。
反対に、お金を「汚いもの」と思っていたり、「お金の話をするのは、はしたない」と感じたりしている人もいるかしれません。
稼ぐの意味を調べてみると、もうけるという意味だけでなく、「精を出して働く」「一生懸命働く」という意味があります。
これって稼ぐことや、お金をどんな意味でとらえているかによっても、変わるものじゃないでしょうか?
私がよく思うのは、お金のことになると、急に賛否両論になることが不思議なんですね。
お金は汚い、世の中お金じゃない。その反対にお金があれば何でも手に入れられる・・・いろいろな意見がありますね。
私は、お金は自分の感謝を表せるものだと思っているんです。
何かを買うときにお金を払うのは、自分では作ったり生み出したりできないものにお金を払いますよね。
たとえば私は農家ではないので、お米や野菜を作ることができません。
スーパーに行ってお金を払って食べ物を買っています。
そのときお金を払うのは、作ってくれた人への、感謝の気持ちだと感じているんです。
私がお金を払うことでスーパーの売り上げになりますよね。
さらには、スーパーで働く人のお給料になったり、生産者の方の生活を潤したりするものにもなります。
そういった意味でお金とは、「ありがとう」という感謝を表せるものだと感じているのです。
さらに感じてみると、自由になるお金があると人生の選択肢を増やすこともできます。
たとえば環境が良く、アクセスの良い場所を選んで住むこともできます。
移動に時間を取られない住まいなら、通勤するにしてもとても楽になりますよね。
安心してリラックスできる住まいは、心と身体の健康にとても大切なものですね。
着るものに関して言えば、女性は特にお気に入りの洋服を自由に選べたら、心の充実感が上がるんじゃないでしょうか。
生活に関わることの他には、趣味や旅行など、ワクワクすることやリフレッシュする体験をすることもできます。
そう感じると、お金は人生の体験を増やしてくれるものでもあるのです。
また、お金を稼いでいることを、社会的に貢献している量の証とみなす人もいるそうなんですよ。
つまりお金を稼ぐと、税金を払う量も増えますよね。
納めた税金が国の福祉や公共事業に使われれば、それは社会に貢献していることになるのですね。
興味深いのは、女性より男性の方がお金を稼いでいることに人生の充実感を覚えると言われているんです。
お金を稼ぐことに関しては、もしかすると男性の方が、充実した人生に欠かせないものだと感じているのかもしれません。
指標3.過去の自分より成長していると実感できていること
あなたは他の人が成功したり、幸せそうにしたりしているのを見るとつい自分と比べてしまうことがありませんか?
「あの人に比べて自分はなんてつまらない人生なんだろう」そんなふうに思ってしまうこともあるかもしれません。
でも、ちょっと比べることを止めてみてください。
なぜならあなたと他の人は全く違う人生で、そもそも比べるものではないからです。
実は私たちは自分が成長していると実感することで、充実感が得られます。
つまり過去の自分よりも今の自分が成長していると感じられたときに、充実していると思えるんですね。
そこで他人を基準にするのではなく、自分自身を基準にして考えてみましょう。
過去のあなたと比べて、現在のあなたはどのように変化していますか?
たとえば1年前のあなたと比べて、どのように変化しているでしょうか。
目に見えない部分では、自分の内面に何か変化はありましたか?
ネガティブな感情に振り回されることなく、感情のコントロールができるようになった人もいるかもしれません。
目に見える部分では、仕事でスキルアップをした人もいるかもしれません。
そんなふうに、目に見えない部分と目に見える部分の両方感じてみてください。
少しでも過去のあなたより今のあなたが良いのであれば、あなたは成長しているということなんです。
充実した人生の指標のひとつは、自分自身の成長にあります。
それは他人と比較するものではなく、過去の自分と比べてどれだけ成長したかということ。
必ずあなたにも、成長しているところがあるはずです。
よく感じてみてくださいね。
(参考:5 Ways to Measure the Quality of Your Life)
指標4.友人や家族、恋人と幸せに暮らしていること
私たちはひとりで生きることはできず、たくさんの人たちと関わり合いながら人生を紡ぎ出しています。
その中でも身近な人たちとの関係は、充実した人生にとって、切っても切り離せないものになります。
あなたの家族関係や親戚、友人との関係はどうでしょう。
良い関係を築いているでしょうか?
実は私は以前家族関係が非常に悪く、なんでこんな親のもとに生まれたんだろうと思っていたことがあるのです。
当時は気づいていませんでしたが、身近な人との関係は、自分自身の幸せや人生の充実感に、とても大きな影響力を持っているのです。
それはそうですよね。
身近な人たちとは、どうしても日々の中で関わっていくことになるので、それが良い関係なのか悪い関係なのかによって、人生そのものに影響を及ぼします。
ハーバード大学で75年に渡り行われた、追跡研究があります。
それによると、健康で幸せな人生を送るためは、「良い人間関係を築くこと」が大切なんだそうです。
人間関係は健康にも影響していて、良好な人間関係を築いている人は、精神的に満たされ寿命も長くなる傾向にあることが明らかになりました。
反対に、良い人間関係を築けず孤独を感じている人は、健康状態が悪くなる可能性が高くなるそうなんですよ。
友人や知り合いの数の多さよりも、困ったときに頼れたり辛い心情を打ち明けられるなどの、心から信頼できる相手がいることは大切なことなんですね。
(参考:「幸せな人生を送るために必要なもの」ハーバード大学研究
【解決策】充実した人生を送るためのヒント5つ
ヒントその1.楽しく働く
あなたは仕事は辛いものだと思っていませんか?
仕事を生活するためだけのものや作業だと考えていたら、確かに仕事は辛く楽しく感じられないかもしれません。
多くの人は1日の大半を仕事に費やしていると思います。
その仕事がイヤなことだったら人生を充実させることは難しいでしょう。
反対に、「仕事が楽しい!」と思えたら、毎日楽しいことをしているので、もちろん人生が充実していきますよね。
では、どうしたら仕事を楽しくできると思いますか?
仕事にやりがいを感じている人は、実は目の前の仕事だけのことを見ているのではなく、その先の世界を見ています。
つまり、自分が仕事をすることで、その先に喜んでくれる人がいることを見ているのです。
仕事というのは、自分のできることや得意なことが誰かの役に立つことです。
つまり深く感じてみると、仕事とは自分以外の人の人生に、喜びや幸せを与えるものなんですね。
たとえばレストランで料理を作っている料理人は、ただ料理を作っているだけなら、それは作業をしていることになります。
でも仕事に楽しさや喜びを感じている料理人は、食べる人に「おいしい!」と思ってもらえることや、自分の料理を食べてくれた人を笑顔にするために料理をしています。
つまり自分の料理を食べてもらうことで、幸せを感じてもらえるかどうかということを考えているんですね。
仕事は自分がそれをした結果、どんな人のどんな幸せにつながるかということを感じてやることで、その仕事がただの作業ではなく、自分も喜びを感じられるものになります。
今あなたは、楽しく仕事をしていますか?
仕事に喜びを感じていますか?
もしそうでないなら、ここでちょっと視点を変えてみてください。
今の仕事を楽しくやるのも良いでしょう。
ここで新しく、あなたにピッタリな楽しい仕事を探すのもいいでしょう。
楽しい仕事を自分で作ってもいいと思います。
そのときポイントになるのは、あなたの仕事が、どんな人のどんな幸せにつながるかということを感じることです。
どんな仕事もあなたの視点が変わるだけでそれは大きな意味を持ちます。
その視点はあなたが何のためにその仕事をするか?という使命につながります。
すると、仕事が辛いものから、心から楽しいと感じられるものへと変わっていきますよ。
充実した人生を送るために、楽しく喜びの中で働いてくださいね。
(参考:【充実した人生】イキイキ生きている人の5つの共通点)
ヒントその2.お金を稼ぐ
先ほども述べたように、お金持ちをそれだけ社会に貢献した人とみなす人もいます。
もちろん充実した人生は、お金だけでは叶えられませんが、お金を稼ぐことで人生の充実度が上がる人もいるでしょう。
そしてお金を稼ぐことで、今までできなかったことができるようになる人もいるでしょう。
たとえば海外旅行をしたり、趣味の習い事などの体験にお金を使うことができるようにもなりますね。
おいしいものを食べたり、美しいものを見たり…
人生に感動体験が増えるかもしれません。
そういった意味で、お金は人生の体験を増やしてくれるとも言えます。
私のお金に対する考え方は、「お金は感謝を表すもの」ということです。
先日私は、家の電気を買いました。
私は自分で電気を作ることができないので、家具屋さんにお金を払って買いました。
それは作ってくれた人への感謝だと思っているんです。
だから「ありがとう」という気持ちでお金を払いました。
乳白色の素敵な光の電気で、家に帰って明かりを灯すたびに、すごく幸せな気持ちになるんですよね。
本当に買って良かったと思いました!
私は電気を買うことで、人生に笑顔が増えたんです。
私は、お金を使うこともお金を稼ぐことも、そこには感謝が循環していると思います。
お金を稼げる人を感じてみると、それだけ誰かの役に立っていたり、誰かを笑顔にしている人なんですね。
「お金を稼ぐ」とは人によって捉え方が違うと思いますが、私の感じるお金を稼ぐとは、自分の持つ才能や能力を活かして一生懸命仕事をすること。
そしてその仕事の先に、誰かの笑顔があるということなんです。
そういう視点で感じてみると、仕事とお金は私の中でつながっているんです。
私が仕事を通して、誰かの役に立つことを一生懸命することで誰かが笑顔になってくれ、私はお金で表された感謝の気持ちをその人から受け取っていると感じています。
(参考:【充実した人生】イキイキ生きている人の5つの共通点)
ヒントその3.無理だと思わない
充実した人生の指標となるものに、「過去の自分より成長していると実感できていること」をあげました。
成長というのは、これまでの自分の殻を破ることです。
これまでのステージとは違うステージを体験することです。
新しいことにチャレンジをすることです。
そのときに「自分にはできる!」と思うのか、それとも無理そう…と思うのかによって人生の充実度は変わっていきます。
つまり、充実した人生を送っている人は、自分には無理だとは思わないのです。
私たちは自分には無理だと思った時点で、思考も行動も止まってしまい成長ができないのです。
そして自分の殻を破ることができません。
次のステージにチャレンジすることができないのです。
あなたが、何かにチャレンジしたいと思ったら、どうやったら達成できるのかを考えましょう。
このことはできるかな、このことはできないかなと思ってしまうと、チャレンジ自体を私たちはしなくなってしまいます。
ようするに、できるかできないかではなくて、やりたいかやりたくないかを感じてください。
やりたいかやりたくないかという視点を持ったとき、自分が本当にやりたいと思ったら、どうしたら達成できるか?ということを考えるようになります。
本当に充実した人生というのは、結果を求めるのではなく、心からやりたいことをやることから生まれるんですね。
(参考:【充実した人生】イキイキ生きている人の5つの共通点)
(参考:充実した人生とは?)
ヒントその4.見栄を捨てる
「見栄を張る」とは、自分を実際よりよく見せようとしてうわべを飾ったり、外観を繕うことを言います。
でも見栄を張ると、自分らしく生きられなくなり、幸福度が下がってしまうんですね。
なぜなら見栄を張っているときは、私たちは自分軸ではなく他人軸で生きています。
つまり、他人からどう見られるかというのを気にして、見栄を張ってしまうのです。
だから自分を生きていないということになるんです。
自分を生きられないなんて、こんな不幸なことって人生にないのです。
ちょっとここで感じてみてください。
あなたの中にこんな気持ちはありませんか?
- 人からよく思われたい。
- 強く思われたい。
- 本当の自分より大きく見せたい。
- 格好悪い自分を知られたくない。
こういった気持ちをなぜ持ってしまうのかと言えば、本当の自分を自分自身で認めていないから。
もしあなたの中にこんな気持ちがあったら、あなたは他人軸で生きているかもしれません。
他人軸で生きていると、この先も人生に充実感を覚えることは難しくなってしまいます。
それはそうですよね。
だってそれでは、本当の自分を生きていないんですから。
でも、他人というのは自分が思っているほど、あなたに良い意味で興味は無いものなんですよ。
だから他の人の目を気にするのは、ここでやめましょう。
他人の目を気にするのではなく、自分の基準で生きてください。
その方が数倍も人生は楽しく、そして自分の人生を生きている!という充実感を得られます。
ありのままのあなたを、輝いて生きてくださいね。
(参考:「他人に対するプライド」が人生を台無しにする)
(参考:「見栄を張るから、自分らしく生きられなくなる。)
ヒントその5.常識を疑う
常識とは、世の中で当たり前だと思われていることや、あなたが絶対にそうだと思っている思い込みのことをいいます。
たとえば以前は、就職したら定年まで勤めあげることが当たり前だった時代があります。
今では自分のライフワークを見つけ、起業する人も多くなっていますね。
小さな世界にいると、その中の常識の中にとらわれてしまうことがあります。
たとえば会社に勤めている人なら、社長の言っていることは絶対だとか、定年後のお金は2000万円貯めなければいけないとか…
いろいろな常識があなたの中にあるかもしれません。
でも、充実した人生というのは、実は常識の外にあると私は実感しています。
もしあなたが今充実した人生を生きていないと感じるのなら、あなたは世の中の常識や社会の常識というものにとらわれていて、小さな世界の中で生きているかもしれないんです。
実は私も、そうした小さな世界の中でずっと生きていたんですよ。
でもあるとき、その生活に充実感を覚えていないということに心底気づいてしまったんです。
だからすべてを捨てて、新しい人生を生きることにしました。
そこから私は、本当の意味で自分らしく生きれるようになったのです。
自分らしく生きれるようになったとき、私は初めて生きている実感を感じられるようになったんです。
そして本当に初めて、生きている喜びを感じられるようになりました。
あなたの人生には、たくさんの可能性があると思います。
それを引き出すために、まずはあなたの中の当たり前を疑うことから始めてみてください。
すると、本当はどんな生き方がしたいか?ということに気づけると思いますよ。
「充実した人生」は人それぞれ違う|正解なし
こう感じてみると、充実した人生というのは人それぞれ違うものですね。
そこには正解がないのです。
だからこそ、人によっては行動を間違えてしまうこともあるかもしれません。
周りを基準にしてしまうと、「これが私の充実した人生だ!」と思っても、思い切れないときもあるでしょう。
そしてあなたのやっていることが周りの人とは違って、誰かに否定されることもあるかもしれません。
い
そこを乗り越えるには、「私の充実した人生を送りたい」という強い意志が必要だと思います。
つまり、他人の充実した人生ではなくて、「私の充実した人生」という自分を軸とした人生です。
充実した人生というのは、正解がないので、だからこそ他人とは比較できないものです。
それは、自分の心の中に答えがあるんですね。
まとめ
充実した人生と言うのは、自分の人生経験を通して見つけるものだと感じます。
自分で「これをしていたら、本当に楽しくて生きている実感を得られる!」と思えるものが、充実した人生だと思います。
この記事を書いていて私が感じたのは、私にとって充実した人生に欠かせないものはやっぱり仕事、そして仲間でした。
私にとって大切にしたいものは仕事の先にある、誰かの笑顔だったのです。
私は今、自分の充実した人生を叶えていますが、それは私の仕事を通して誰かが幸せになったり、人生に笑顔が増えたりしたことに、私が幸せを感じているからなんだなぁと思いました。
あなたが今、イキイキと生きていたり、一瞬ごと楽しいと思えたり、あなたの目に映る世の中が輝いて見えるのなら、それはあなたにとって充実した人生です。
だから、人と比べないでください。
私たちはきっと、死ぬときにその答え合わせをするでしょう。
「私は充実した人生を生きれたかな」って。
あなたの人生が輝くものになりますように、私はいつも応援しています。