こんにちは、大鈴佳花(おおすず・よしか)です。
今日は、幸せな人についてお話したいと思います。
あなたは幸せな人って、どんな特徴や共通点があると思いますか?
実は幸せな人には、共通する10個の特徴があることがわかりました。
今回は、幸せな人に共通する10個の特徴と、不幸を感じてしまう人の3つの違いをご紹介したいと思います。
日々の考え方や習慣をちょっと変えるだけでも、これからの人生に幸せを感じられるはず。
ぜひ参考にしてくださいね。
なんであの人はいつも幸せそうなの?
あなたの周りの人を見てみると、いつも幸せそうな人っていませんか?
幸せな人とそうでない人とでは、いったい何が違うのでしょうか?
身体は健康、仕事は順調、素敵な恋人もいる…そういうものは一般的には幸せだと言われています。
でも、そんな中でも幸せを感じられない人がいます。
あなたがもし今、幸せを感じられないとしたら、物の見方や考え方で幸せを感じられないのかもしれません。
今回は、幸せな人と不幸な人の考え方の違いをお伝えしていきます。
今すぐ人生が変わる!幸せな人に共通する10個の特徴
幸せな人には、共通する10個の特徴があります。
あなたも簡単なことからチャレンジして、人生をより良く変えていってくださいね!
- 特徴1.笑顔を意識している
- 特徴2.健康的な生活を心がけている
- 特徴3.自分の好きな人といる
- 特徴4.ポジティブな言葉を口癖にしている
- 特徴5.切り替えが早い
- 特徴6.目標を明確に持っている
- 特徴7.自分で調べる癖をつくる
- 特徴8.自分を甘やかす日をつくっている
- 特徴9.どんなことをやるにしても、楽しいかどうかで決める
- 特徴10.周囲にいる人も幸せにしたいと感じている
特徴1.笑顔を意識している
よく、「つらいときでも笑顔でいれば、幸せがやってくる!」なんて言うことがありますよね。実際はどうなんでしょうか?
「表情フィードバック効果」と呼ばれるものがあります。
これは、今の自分の表情の状態が自分の脳にフィードバックされることで、「そのときの感情に変化が起こる」というものです。
口角を上げて笑顔でいれば、それが脳にフィードバックされ自然と幸せな感情になり、口をぎゅっとすぼめてしかめっ面をしていれば、それが脳にフィードバックされ、不幸な感情に変化してしまうというものです。
となると、幸せや不幸というのは、実は「脳で感じるもの」ということです。
そして脳で感じることは、表情によってすぐに変えることができるということです。
笑顔は幸せを運ぶなんていいますが、それって本当にそうだったんですね。
笑顔でいると、自然と幸せな感情に変化します。
今日からあなたも、笑顔を意識してみてください。きっと幸せな人になっていきますよ。
(引用:「守秀子『笑う門には福来る』表情フィードバック仮説とその実験検証」PDF 文化学園長野専門学校 研究紀要 第5号 2013より)
特徴2.健康的な生活を心がけている
日本人は睡眠時間を削って仕事や勉強をすると、「やる気がある!」なんて言われたりします。
でも実際は、睡眠時間が短いと、あらゆることが上手くいかないとわかりました。
アメリカのペンシルベニア大学の研究では、6時間睡眠を14日間続けると、2日間完全に徹夜したときと同じだけ集中力が低下するということなんです。
たとえば、あなたが毎日6時間しか寝ていない生活を続けているとしたら、毎日、徹夜明けの状態と同じことという、ビックリする結果です。
想像してみてください。
毎日徹夜明けで仕事をしたり、勉強をしたりしていることを。
それで本当に望む結果が出せるでしょうか?それで本当に幸せを感じるでしょうか?
遺伝子的にショートスリーパー体質の人は別ですが、幸せな人は睡眠を削りません。
むしろしっかり睡眠をとって脳の働きを良くし、パフォーマンスを上げることを意識しています。
人は7時間以上の睡眠を取ることで、自分の持つ本来の力を発揮することができ、結果的に人生の質が上がり幸せになっていくことができるんですね。
あなたも今日から、7時間以上の睡眠を心がけてみてくださいね。そのことで、仕事の質も人生の質もグンと良くなっていくでしょう。
(参考:6時間睡眠を2週間続けると集中力は酩酊状態レベルに…「電車で居眠りをする人は危険」といえる理由)
特徴3.自分の好きな人といる
幸せな人は、つき合う人たちを厳選しています。
なぜなら、人間関係は私たちが思っている以上に人生に大きな影響を与えているからです。
「社会的感染」と呼ばれるものがあります。
その中に「人の敵意や悪意が感染する」というものがあります。
これは自分が誰かに敵意や悪意を向けられると、自分も第三者に対して敵意や悪意を向けてしまうというものです。
シンガポール大学の研究によると、会社にイヤな上司や同僚がいるだけで、それとはまったく関係のないプライベートが悪化してしまうということがわかりました。
56名を対象にしたこの研究では、会社員の朝と夜の気分の変化を10日間に渡って調査しています。
そして会社員のイヤな気持ちが、その人のプライベートの交友関係にどのような影響があるのかを調べました。
すると、会社で上司や同僚に敵意や悪意を向けられた人たちは、その出来事の後から1日の怒りのレベルがアップしていました。
そして会社とはまったく関係のない自分の家族や恋人、友人などに、自分の怒りが向けられるようになりました。
つまり、敵意や悪意に感染し、自分も第三者に敵意や悪意を向けてしまったということです。
ここでは、会社での敵意や悪意の研究ですが、私はこれはすべてに言えると感じます。
人間関係の中に、自分に敵意や悪意を向けている人がいれば、それは第三者に自分も向けてしてしまう可能性がある。
すると、大切にしたい人間関係もボロボロになり、幸せから遠ざかってしまいます。
これは本当に恐ろしいことですね!
あなたの周りには、あなたに敵意や悪意を向けている人はいるでしょうか?もしいたら、離れることを強くおすすめします。
自分が好きだと思える人たちと過ごしましょう。
特徴4.ポジティブな言葉を口癖にしている
人の脳や潜在意識は、言葉をダイレクトに受け取ります。
ポジティブな言葉を使えば、脳と潜在意識にはポジティブな言葉がインストールされます。
そのことで、自分の思考、感情、行動は、ポジティブな影響を受けていきます。
反対に、ネガティブな言葉を使えば、脳と潜在意識にネガティブな言葉がインストールされます。
するとやっぱり、自分の思考、感情、行動は、ネガティブな影響を受けてしまうのです。
ポジティブな言葉を使えば人生は幸せな方向に。ネガティブな言葉を使えば、やっぱり人生は不幸になってしまうのです。
これからは、自分を幸せにする言葉を意識してみましょう。
たとえば、仕事を一生懸命がんばった日は、こんなふうに言ってみてください。「今日は疲れたなぁ」じゃなく、「今日は本当に良くやった!」。
同じ一日が、ちょっとした言葉の違いで、充実感にあふれるものに変化するでしょう。
毎日ポジティブな言葉を使うことで、脳と潜在意識はポジティブな影響を受け、それが思考、感情、行動へとダイレクトに影響し、あなたをグングン幸せへと導いてくれますよ。
特徴5.切り替えが早い
幸せな人は、気持ちの切り替えがとても早いです。
いつまでも失敗をひきずってクヨクヨしたり、過去のことを思い出して怒り続けてみたり…そういうことがありません。
たとえば、怒りの感情から出る脳内物質は「エンドルフィン」と言います。
エンドルフィンは苦痛を和らげる働きがあります。
別名、脳内麻薬とも呼ばれ麻薬のような効果があり、「多幸感」が得られると言われています。
怒るのは、苦痛なんですね。
だからそれを和らげるために、エンドルフィンが出ます。
だからエンドルフィンの効果が切れると、エンドルフィンの依存症になっている人は、わざわざ怒れることを探すのです。
あなたにも、こんな経験はないですか?
夜眠るときに、過去のイヤな出来事を繰り返し思い出して、何度も何度もひとりでムカムカしてしまったことが。
ムカついて怒ればエンドルフィンが脳内でドバドバと出て多幸感が得られ、そのことでぐっすり眠ることができるからです。
自分ではまさか脳内物質依存症だとは気づきもしませんが、これは何も特別なことではなく、誰もが陥りがちなことなんですよ。
でも、「現実の世界」を幸せに生きるには、脳内物質に依存した幻想の世界からなるべく早く抜け出す必要があります。
人間だから、日常を生きていれば、いろいろな感情を感じるものですね。
でも、あまりにも同じ感情がずっと続くときは、「脳内物質に依存しているんじゃないか?」という視点を持つと、気持ちの切り替えができるようになると思います。
悲しみや怒りなど、あなたがいつも反応してしまうパターンを感じてみてくださいね。
特徴6.目標を明確に持っている
目標とは、目的地を決めることです。
どこかに行くのに目的地がわからなければ行けないように、人生にも目標という目的地があることで、自分がどう生きるかを決めることができます。
今日どう過ごすかという一日の目標や、1年後どうなりたいかというちょっと先の目標、そして5年後、10年後どうなっていたいかという長期的な目標など、そのすべてが実は「今を輝かせてくれるもの」なんです。
私たちの脳は、「今よりも未来がもっと幸せになっている」と感じると、今に充実感を覚え、今に幸せを感じると言われています。
つまり未来が今よりも良くなるような具体的な「目標」を持つことは、結果的に今を幸せにしてくれるのです。
だからあなたは今日から目標を持ってみましょう。
そのことで、今日から幸せな人になっていきますから。
特徴7.自分で調べる癖をつくる
幸せな人は、誰かに答えをすぐに聞くんじゃなく、何でも自分で調べる癖があります。
自分で調べたことは、自分の経験になります。
反対に、人から聞いたことは自分の経験として脳が認識しないため、すぐに忘れてしまったり、大切なときにその知識を引き出すことができません。
これって学生時代のときの勉強もそうでしたよね。
誰かに聞いたことはすぐに忘れてしまうけれど、自分で調べたことはよく覚えている。
だからテストでもいい点数を取ることができました。
脳は自分で調べたことを記憶として定着させ、それが自分の経験になります。
するとそれは人生で活用できるものになるのです。
私たちが幸せになるには、活用できる引き出しをたくさん持っていること。
そして活用しながら自分の力で幸せを摑み取れるようになること。
だから自分で調べる癖をつけることが大事なんですね。
特徴8.自分を甘やかす日をつくっている
幸せになろうとか夢を叶えようと思うと、ゴールにがむしゃらに進んでしまう人がいます。
でも、ちょっと待ってください。
私たちは、ずっとがんばり続けることができません。
なぜなら、ただがむしゃらに進んでしまうと人生に幸せを感じられず、反対にストレスを感じてしまうからです
ティルブルフ大学とポルトガルカトリック大学の研究によると、計画的にズルをすることで長期的な成功につながりやすいことがわかりました。
計画的にズルをすること、つまり「計画的」というのが大切になります。
それは、計画的に自分を甘やかすということです。するとモチベーションを高めてくれるということなんですね。
目標にがむしゃらに進むんじゃなく、ときには「今日はゆっくりしよう!」と甘やかしてみたり、何もかも忘れて遊びに熱中してみたりすると、むしろメリハリがついて、長期的な成功につながります。
さらに、モチベーションが上がることで、幸せを感じやすくなるんですよ。
特徴9.どんなことをやるにしても、楽しいかどうかで決める
私たちは、これをしたら成功するか?とか、これをしたらお金持ちになれるか?など、「結果がどうなるか」にこだわって、やるかやらないかを決めてしまうことがあります。
さらに、これは正しいか、正しくないかなど、自分の中にある正しさの基準で決めることもあります。
でも幸せな人は、結果がどうなるかや正しいかどうかではなく、「楽しいか」ということでやるかやらないかを決めています。
私たちの脳は、楽しくないことは続けられないと言われています。
つらいことを続けた結果がうつ病とも言われていますが、それはうつ病になることによって「楽しくないことを強制的にストップ」させた状態です。
夢を叶えるときに、結果ばかりにこだわってしまうと「楽しいかどうか」ということをおろそかにしてしまうことがあります。
そして、ただがむしゃらに突き進んでしまったりしますね。
でも、人生とは?と感じてみると、「結果だけ」が人生ではなく、日々の出来事やそのときに感じる感情自体が自分の人生になっています。
だからもっとあなたが楽しいと感じることをやってみてください。
脳は、つらいことを続けることはできません。
幸せな人は、楽しいことを楽しみながら続けることで、幸せな人になったのです。
あなたの楽しいことは何かよく感じてみてくださいね。
特徴10.周囲にいる人も幸せにしたいと感じている
私たちが本当に幸せを感じるのは、自分だけでなく自分以外の多くの人が自分とともに幸せになったときと言われています。
悲しみは分かち合えば半分に、幸せは分かち合えば何倍にもなる。
つまり、幸せというのは、早い者勝ちや誰が一番幸せかを競い合うことではなく、多くの人と分かち合えば分かち合うほど、増えていくものです。
「他の人よりも幸せになりたい!」きっとそう思う人もいるでしょう。
でも、本当に幸せな人は、周りの人も幸せにしたいと感じています。
私たちは自分だけでなく、自分の周りの人も幸せなときに、最高に幸せを感じるものなのです。
幸せな人と不幸な人の違い
幸せな人と不幸な人を感じると、主に3つの違いがあります。
- 違い1.ポジティブ思考とネガティブ思考のどちらかに大きく偏っている
- 違い2.不幸な人は他人と自分をよく比べる
- 違い3.ついつい、いい人を演じてしまう
違い1.ポジティブ思考とネガティブ思考のどちらかに大きく偏っている
世の中では、ポジティブ思考が良く、ネガティブ思考が悪いような印象があります。実際はどうなんでしょうか?
実はポジティブ思考に偏り過ぎている人は、自分の実力を越えて「出来る!」と感じたり、無謀なチャレンジをしてしまうことで、取りかえしのつかないミスをしてしまうことがあります。
反対にネガティブ思考に偏り過ぎていると、慎重になり過ぎて物事を悲観的に考え、チャレンジをすることができません。
そのため、大きな成功を収めることがなかなかできないとも言われます。
実はポジティブ思考やネガティブ思考は、良いか悪いかではなく、どちらかに大きく偏りすぎていないか?ということがポイントなんです。
ポジティブ思考に偏り過ぎてしまうと、やみくもにポジティブになり、「自分には悪いことは絶対に起こらない!」という強い思い込みから、物事に対処できない危険があります。
ですからときには、適度なネガティブ思考という慎重さや視点が必要になります。
バランスのとれたポジティブ思考の人たちは、自分の身に悪いことが起こらないと思っているわけでなく、何が起きてもポジティブなことに変換することができるのです。
(参考文献:脳科学は人格を変えられるか?)
違い2.不幸な人は他人と自分をよく比べる
世の中にはいろいろな情報が溢れています。
聞いてもいないのに、周りの人の幸せな話題が次々と耳に入ってくることもあります。
たとえばSNSなどで幸せそうな人を見ると、あなたはどんな気持ちになるでしょうか?
心がザワザワしたり、モヤモヤしたときは要注意。「人と比べることは不幸の始まり」です。
私たちが他人と比較して心がザワザワするときは、他人の持ってるものと自分の持っていないものを比べているときです。
つまり、自己肯定感が低いと、他人と比べてザワザワしてしまうのです。
自己肯定感というのは「そのままの自分を認める」こと。
自分はそのままで、とても大切でかけがえのない存在だと「わかった状態」を、自己肯定感が高いと言います。
この状態は、ありのままの自分を受け入れることにつながっていますが、他人と比べる意識が強い人はこの自己肯定感が低く、他人から目や他人からの評価で物事を判断してしまいます。
すると自分の軸がブレ、自分の感じる幸せではなく、他人の目から見た幸せを追い求めてしまったり、他人からの評価を幸せの基準にしてしまうのです。
自己肯定感が低い状態は、人生に不幸を招きます。
なぜならそこにはいつも「他人の基準」というものがあるからです。
私たちは自分の中に揺るぎない「基準」があると人生を自分の視点で幸せにしていくことができます。
他人と比べて他人の基準に振り回されるのではなく、自分の中の基準を意識してみてください。
違い3.ついつい、いい人を演じてしまう
いい人を演じてしまう人は、他人からの目を気にし過ぎて、本当の自分を表現することができません。
そのことで、誰かに頼まれたやりたくもないことを、いい顔をして引き受けてしまったり、自分の本音を言わず相手に合わせてしまったり…
テキサス大学で行われた研究によると、自分の本音で言いたいことを言って学校生活を送っている学生と、自分の本音を言わず相手に合わせている学生とでは、健康面で大きな違いが出たそうです。
本音を言って学生生活を送っている学生は、そうでない学生より健康的で病気にかかりにくということがわかりました。
健康に生きるというのは幸せにはとても大切なことですね。
あなたも、自分の本音を押し殺さず、健康的に輝いて生きてくださいね。
それが幸せな人への近道です。
「幸せな人」についてまとめ
あなたも考え方を変えて、幸せな人になってみませんか?
幸せな人は外的要因で幸せになるんじゃなく、自ら幸せになっていくことをしています。
何か幸せなことが起こったから幸せになるんじゃなく、「幸せになる習慣」を持っているから幸せになっているんですね。
私たちもちょっと意識するだけで簡単にできるような、笑顔を意識することで幸せを呼び込んだり、ポジティブな言葉を使うことで人生を変えています。
幸せはこうした「小さな習慣」から叶えることができるのです。
ぜひ、今回の幸せな人の10の特徴を意識して、あなたも幸せな人になっていってくださいね!
あなたの輝く未来が叶いますように、私はいつも応援しています。