しあわせのレシピ

「人生後悔ばかり」そう感じる6つの原因と4つの改善方法

こんにちは、大鈴佳花です。

「人生後悔ばかり」そう感じる人もいると思います。
どうしたらいいの?なぜ人生後悔だらけなのか。

この記事ではこのような疑問を持つ人のために、人生に後悔を感じる原因と打破するための4つの秘訣を紹介しますね。

 

人生の後悔とは?人生後悔だらけと感じる自分の状況を理解する

これまでの人生で、あなたも後悔した出来事があると思います。

「後悔」とは、自分のしてしまったことに対して、後になってから悔やんでしまうことです。
失敗したり、上手くいかなかったことについて、もっと別の対応をしておけばよかったと残念に思う気持ちのこと。

(参考:コトバンク )

 

70%の老人が人生に後悔している

実は、ほとんどの人は後悔して生きていると言われています。

アメリカで80歳以上の老人にアンケート調査をしたところ、とても興味深い結果が得られました。

アンケート調査の質問は、「人生で最も後悔していることは何ですか?」 というものでした。

その回答では、70%の老人がまったく同じ回答をしたそうなんです。
それって何だと思いますか?

実は私はこの答えを知って、やっぱり!と思ったのです。


その答えは、

「チャレンジしなかったこと」
「もっとチャレンジできることがあったのに、リスクのない無難で安全な道を選んでしまったこと」


私は数年前にカイロプラクティックで施術をしたところ、頚椎損傷してしまい、1年間寝たきりで過ごしたことがありました。

動きたくても動けず、ずっとベッドに横たわり、窓からただ空を眺めているしかなかったのです。

そのときに、元気になったらあんなことをしたいな・・・こんなこともしたいな・・・と、いろいろなことを思いました。

同時に、元気なときにどうしてもっとやりたいことをしなかったのかと思ったのです。
動けなくなって初めて、もっといろいろなことにチャレンジすれば良かった!と心から思いました。


元気になってからはそのときのことを心に刻み、果敢にチャレンジする人生を選ぶようになりました。

するとそこから私の人生は、いきなり楽しくなり激変していきました。

そう感じると私にとって寝たきりの出来事は、もしかすると人生最大の幸運だったのかもしれません。

そのとき寝たきりにならず自分の間違った生き方に気づかなければ、この研究結果と同じように、80歳になったときに「もっとチャレンジすれば良かった・・・」と思っていたかもしれません。


あなたが今、やりたいことにチャレンジしていないとしたら、 やっぱり後悔したまま人生を終える可能性があります。

死ぬときに「あのときチャレンジしておけば・・・」そう思っても、もう身体は動かず、ただ天井を見上げるばかり・・・

そんな恐ろしい未来をリアルに感じたら、後悔する人生をここで終わらせるヒントをこの記事から見つけてくださいね。

(参考:70%の老人が人生で後悔していること)

 

多くの人が感じる人生の後悔の原因6選

人はどんなときに後悔するのでしょうか?

人生を振り返ったときに多くの人が後悔する理由は、実は似たものが多いのです。

そこで、後悔するときはどんなときかを知って、あなたの人生と照らし合わせてみてくださいね。

 

後悔の原因1.やりたいことをやらなかったため後悔

上にあげた70%の老人が人生に後悔しているという調査結果のように、「チャレンジしなかった」ことや、「やりたいことをやらなかった」という後悔を抱えている人はたくさんいます。

何かを始めるときは、必ずリスクがあります。

特にこれまで経験したことのないことを初めてやるときは、やっぱりリスクに敏感になってしまうでしょう。

失敗したらどうしよう・・・うまくいかなかったらどうしよう・・・

ぐるぐる考えて行動に移せなくなってしまったことは、あなたも何度も経験があるんじゃないでしょうか?

リスクを取らないことを優先してしまうとチャレンジすることができず、後になって後悔することになってしまうのです。


ちょっと感じてみてください。

私たちがリスクを感じるときは、今と同じ人生の延長ではなく、今より「成長するときに感じる」ものなんです。
それはそうですよね、今と同じ人生の延長なら危険を感じることはないですから。

だからリスクを感じたときは、反対にチャレンジすれば人生が大きく変化するときでもあるんです。
そう感じてみると、リスクをとらない人生というのは、成長しないことと同じと言えるのです。


「チャレンジとリスクは隣り合わせ」
「人生の幸せはチャレンジの先にある」

リスクを感じても果敢にチャレンジすることで、私たちは幸せになっていくものなのです。

(参考:後悔のない人生にする方法)

 

後悔の原因2.人の目を気にしてしまったために後悔

人の目を気にしている人は、海外の人に比べると特に日本人に多いとも言われます。
実はこれが、後悔の原因になっていることがあるのです。

日本人は、協調性を重んじる国柄のせいか、他人からどう見られているか気になってしまう人が多いように思います。

人からの目を気にし過ぎて、いつのまにか自分を押し殺し、世間の基準に合わせ望まない人生を選んでしまったり・・・
これが後になって、あのときこうしていれば・・・と後悔する原因となってしまうのです。


メジャーリーガーとして成功を収めたイチロー選手は、「人目を気にしないことで、納得のいく人生になる」と言っています。

納得のいく人生と納得のいかない人生を感じてみると、わかることがあるんです。

納得のいく人生は、「どんなときも、この人生は自分で選んだんだ」と自信を持って言える人生のことです。

つまり人の目を気にして、他人の選択に自分の人生を合わせるのじゃなく、本当に自分のやりたいことを選ぶことで納得することができます。

さらに自分で選んだ人生は、失敗しても誰かのせいにすることはできません。
そのため自ずと、頑張るようになるんですね。

だから結果的に、成功したり幸せになっていきます。
やりたいことを人目を気にせず選ぶ人は、結果的にすべてにおいて納得いく人生になっていくのです。

(参考:イチロー『第三者の評価を意識した生き方はしたくない。自分が納得した生き方をしたい。』)

 

後悔の原因3.時間を無駄にしてしまったために後悔

若いときは人生は長いと感じていても、実際には思ったよりもずっと短く、あっという間に時が過ぎてしまいます。

時間はすべての人に平等に与えられていますが、寝る時間や食事をする時間など生活を送る上で必要な時間を差し引けば、自由にやりたいことをできる時間は1日のうち数時間あるかないかでしょう。


たとえば仕事のことを感じてみると、毎日8時間働いているとしたら、1日の3分の1を仕事に費やすことになりますね。
その時間が愚痴を言いながらイヤイヤやっているとしたらどうでしょう。

仕事をすることって、人生でとても大切なことです。
でも、喜びを感じないことに人生の大半の時間を費やすのは、命の時間を無駄にしていることになります。


やりたくないことや重要ではないことに時間を費やして生きると、命の時間を無駄にして生きていることになり、有意義さを感じられなくなってしまうのです。

それがのちに大きな後悔へとつながっていってしまいます。

もしあなたが時間を無駄にすることが多いなら、「命の時間に何をするか」と感じるクセをつけてみましょう。
そのことで有意義な時間の過ごし方を選択できるようになっていきます。

 

後悔の原因4.過去を引きずってしまい人生で後悔

過去の出来事に対して「もっと〜すれば良かった」と悔やんだことは、あなたもきっとあると思います。
過去の失敗やできなかったことを引きずって、繰り返し思い悩んでしまうのです。

さらには過去の失敗がトラウマになって、それが自分から積極的に行動することや、新しいことに挑戦する気持ちをなくさせてしまうこともあります。


または、家族や恋人、友人を大切にできなかったと、後悔の気持ちを抱くこともあるでしょう。

たとえば、仕事が忙しくて家族との時間が持てなかった場合、忙しいと言い訳をせずにもっと一緒の時間を作れば良かった・・・
子どもと一緒に楽しむ時間を持てば良かったと思ってしまったり・・・

亡くなった両親に、生きているうちにもっと感謝の気持ちを伝えておけば良かったと、後悔している人もいるかもしれませんね。

こうした過去の失敗の出来事や、人間関係について後悔し、気持ちを引きずってしまうことはありますよね。


でも、過去を悔やんでも、未来は変わることはないのです。

過去は悔やむのではなく「過去から学ぶ」ことで今と未来が変わります。
そして過去から学ぶと、過去に対する想いも変化していきます。

もし、あなたが過去のことを悔やんでいたら、「そこから学べることは何か」ということを感じてみてください。
すると、その過去の出来事は、あなたの素晴らしい未来に進ませる力になっていきます。

 

後悔の原因5.夢を諦めてしまったために人生で後悔

夢を諦めてしまったことを後悔している人は、かなり多くいるんじゃないでしょうか。

夢を叶える過程には、必ず壁があるものです。

壁というのは、これまでの自分が経験したことがないこと。
つまり、乗り越えるものを壁と感じてみてください。

あなたはコンフォートゾーンという言葉を知っていますか?
これは心理的に自分が安全と感じる領域のことを言います。

夢を叶えるには、自分がこれまで安全と感じていた「コンフォートゾーン」から抜け出し、未体験の壁を乗り越える必要があるんです。


私がセミナーで「死ぬこと以外かすり傷」と言ったら、その言葉に「とても感銘を受けた!」と言ってくれた受講生がいました。

実は私は、寝たきりから復活した後、死ぬこと以外かすり傷だと思ってチャレンジしてきたのです。

すると、結果として私はコンフォートゾーンを抜け出すことになり、人生がどんどん楽しくなっていきました。
そして次々に夢が叶っていきました。


このようにチャレンジの先には、これまであなたが見たことのない世界が広がっています。

だから、たった一度のチャレンジがもし失敗しても、諦めないでください。
二度目のチャレンジをしてください。

そして何度も何度もチャレンジをしてください。
それがあなたの人生を輝くものにしてくれるのです。

あなたは、コンフォートゾーンを抜け出すことを恐れてはいけません。
なぜなら、そこを抜けたらこれまで見たことのない世界が待っているのですから。

 

後悔の原因6.間違った選択をしたために人生で後悔

人生で選択を間違えたと後悔する人は、とてもたくさんいます。
あなたも一度はこんなことを考えたことがあるでしょう。

「もしあのとき、あの学校に入学していたら・・・」

「もしあのとき、転職してもっと自分に合う仕事を見つけていたら・・・」

「もしあのとき、あの人と結婚していたら・・・」


人生は選択の連続でできています。

もしあなたが今、人生を後悔しているのなら、これまでの選択が何か間違っていたということです。
でもそれは裏を返せば、間違えなければ後悔のない人生にすることができるのです。

じゃあ、どんなときに私たちは選択を間違ってしまうのでしょう。

それは自分の本心とは違う選択をしたとき。
つまり自分に正直に選択しなかったときです。

たとえば、「人に評価されたい」とか、「いい人だと思われたい」など、自分の本心とは違う選択をしないでください。

本心とは違う選択をしてしまうことが、後悔の原因になっていきます。

自分の本心に正直になること。
自分の本当に生きたい世界を選ぶことを意識しましょう。

自分にとって大切なものは何かをよく感じてください。
そのことで後悔しない選択ができるようになっていきます。

(参考:人生の後悔、選択を誤った)

 

後悔のない人生にするための4つの秘訣

ここでは上述のような人生の後悔をしないためには、どのように生きればいいのかを説明したいと思います。

 

秘訣1.とにかく行動する

私はとにかく行動することが何より大切だと考えています。

なぜなら、これまでお話ししたように、私たちはチャレンジしなかったときや、やりたいことをやらなかったとき、つまり行動しなかったときに後から振り返って後悔をするものだからです。

あなたがもし、これまで何度も行動しようとしていても挫折してきたとしたら、それは最初から大きな行動をしようとしているからかもしれません。

いきなりやりたいことをやると言って、最初から大きな行動を起こすのは誰もが怖いものだし、難しいものです。

だから私は、小さな行動からやることをオススメしています。
小さな行動なら、今の自分でもストレスなくできるからです。


たとえば、あなたが本を出版したいと思ったら、これまでまったく文章を書いたことがなければいきなり原稿を書くのは難しいかもしれません。

いきなり机に向かっていざ書こうとしても、何から書いたらいいのかまったくわからなく、始める前にすでにやる気が失われ挫折してしまうことがあります。

これは大きな行動をいきなりとろうとするからなんですね。

だから最初は小さな一歩から。

たとえば、ブログを書くとかSNSで発信するなどから始めていくといいのです。
そしてそれをとにかく継続すること。

継続することで、文章を書くスキルがアップしたり、記事を書き続けることで「私にもできるんだ!」という自信にもつながっていきます。


また、行動をすることで、新たな道が見えてくることがあります。
というよりも、考えているだけでは道が見えないのです。
行動しないと道は見えないのです。

やりたいと思っていたけど、実際にやってみたら実はやりたいことはこれじゃなかったと気づくことがあるかもしれません。

この方法でやってみたけどダメだった!ということもあるでしょう。
その場合、単純にやり方が違っていたいうことがあります。

でも、これって行動したからわかることで、行動する前の段階ではわからないものなんです。


だから失敗したらどうしようと、行動する前に考えているんじゃなく、まずは小さな行動を継続して続けること。

今日から小さな行動をしてみてください。それが後に人生の大きな幸せや成功へとつながっていきますよ。

(※参考:ケリー・マクゴニカル『図解でわかるスタンフォードの自分を変える教室』59頁)

 

秘訣2.将来の自分を思い描くことで、目標をつねに思い出せるようにする

後悔をしない選択をしたかったら、目先の報酬ではなく、将来の自分の姿を思い出すことで賢い選択や幸せになる選択ができるようになリます。

将来の自分を思い描くと「意志の力」が強くなるので、今、最善の選択ができるようになるのです。

将来の自分を思い描くと、必然的に今何をすればいいのかがわかります。

つまり「未来から現在」へと逆算して考えられるようになります。
そのことで、「あのとき、ああしていれば良かった」と未来に後悔することは避けられるはずです。

(※参考:ケリー・マクゴニカル『図解でわかるスタンフォードの自分を変える教室』88頁)

 

秘訣3.自分の気持ちに正直になる

私たちは他人の影響で自分の意見や行動を変えたり、夢を変えたときに後から後悔をしやすいものです。

他の人が決めた人生に甘んじている人をみると、わかることがあります。

それは、自分の人生に責任を取りたくないということ。
つまりチャレンジしなくても、成功しなくても、ある意味人のせいにできるのです。

でも、それって本当に生きていると言えるのでしょうか。

自分で人生を選ぶと、夢を叶える過程でたとえツライことがあったとしても、自分で選んだ道だから仕方がないと、いい意味で諦めがつきます。

そして自分が決めたことだからと、頑張ることができるのです。

自分に正直に生きるというのは、自分の人生を生きるということです。
それが自分の夢を叶えるということなんですね。

あなたがこの世界に生まれたのは、自分の本心にウソをついて生きるためですか?
それとも自分に正直に、自分らしく生きるためでしょうか?

あなたの本当に生きたい人生を生きてくださいね。

(参考:「死に際に人生後悔したくないなら本音を殺さず正直に生きろ!」85歳おじいちゃんが若者に教える人生後悔しない生き方とは?)

 

秘訣4.人との時間を大切にする

自分の成し遂げたいことや仕事の成功などを目指している人もいると思います。
でもそのために、人と関わる時間を削っていませんか?

普段は感じていなくても、後になって家族や友人との時間をもっと大切にしておけばよかったと後悔する人は多いものです。


人生で私たちがしていることは、豊かさを感じながら生きること。
そしてその豊かさは、人と関わることで生まれます。
つまり一人きりでは豊かさを生み出すことができません。

私たちは一人で生きているのではなく、お互いに支え合いながら生きています。
お互いに分かち合いながら生きています。

あなたの行動を見守ってくれ、何かあれば助けてくれる家族や、あなたの成功を一緒に喜んでくれる仕事仲間、他愛もない冗談を言い合える気の置けない友人など、人との関わりが人生に豊かさを運んでくれます。

後になって両親に対してもっと親孝行すればよかった、子どもに対してもっと一緒にいる時間を増やせばよかった、パートナーに対してもっと優しい言葉をかければよかった・・・

そんなふうに後悔しないように、日ごろから連絡を取ったり、感謝の気持ちを伝えてください。
人との時間を大切にすることで、後悔のない人生を歩むことできるようになります。

 

まとめ

私がいつ死んでも後悔しないように生きるようになったのは、1年間寝たきりになって、死を身近に感じたからでした。

それまで私もやっぱり、人生はまだまだある、時間はまだまだあると思っていたのです。

でも実際には、私たちの人生は期限付きのもので、生きているうちにやりたいことをしなければ、きっと後悔することになります。

そのことに気づいてから、私はチャレンジする人生を選びました。

チャレンジとは、これまでの自分を超えていくことです。
チャレンジは私を成長させ、人生を豊かなものにしてくれました。


「80歳以上の70%の人が人生に後悔を感じている」

あなたが同じようにならないように、ここに書いたことをよく感じてみてください。
そして一つでもいいので、参考にして人生に取り入れてみてくださいね。

きっとそこからあなたの人生が輝いていくと思います。

あなたの輝く未来が叶いますように、私はいつも応援しています。